次は、中野坂上の写大ギャラリーで「安井仲治写真展 1930-1941」を鑑賞。

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http://www.t-kougei.ac.jp/arts/syadai/information/detail.html?n=147


安井仲治は戦前、関西社壇の中心人物として我が国の写真表現のレベルアップに大いなる貢献をした立役者。

残念なことに戦中、病により若くして亡くなった為戦後の写真界復興を見ることが出来なかったのですが、もし、安井があと20年長く生きていたら、どの様な作品を創ったのだろうかと想像せずにはいられません。余りにも惜しい事です。

現在、安井作品は前述の通り若くして亡くなった事で、又戦争による消失、散逸で残っているものが少ない様です。本展ではモダンプリントを展示していました。これは致し方無いでしょう。モダンプリントといっても、優れたプリンターが作者の制作意図を理解し、制作当時の技法を尊重してプリントを行えば充分価値が有ると思います。今回のプリントでは、当時のブロムオイル技法等を再現するのに留意した跡が窺えました。

作品内容は、私が今まで書籍等で見てきた有名作品の他にも初めて目にする作品も有って大きな収穫でした。「流氓ユダヤ」の静かに身に染み入ってくる様な迫力は、印刷ではなかなか味わえないと感じました。

強い印象と余韻を残した写真展でした。

安井に関しては、時間がある時に又触れてみたいと思います。

本日は他にも二つ写真展を見てきましたが、それらについては明日書きます。