本日、仕事を終えた後に竹橋の東京国立近代美術館で開催中の「企画展パウル・クレー おわらないアトリエ」を鑑賞。
詳細はこちら ↓
http://www.momat.go.jp/Honkan/paul_klee_2011/index.html
同館は震災以来節電の為夜間営業を自粛していたのですが、7月からついに自粛を解き夜8時までの営業が復活。有り難い。
クレーに関しては、2月に三菱一号館美術館で見た「カンディンスキーと青騎士展」で興味を持ち、気になっていました。
会場に入ると170点近い展示作品に圧倒されます。公共美術館は、まずその物量が凄いですよ。アートのシャワーを浴びている様な錯覚を覚えます。
今回の展示は、クレーが創出した絵画における数々の革新的手法を軸に
プロセス1 写して/ぬって/写して || 油彩転写の作品
プロセス2 切って/回して/貼って || 切断・再構成の作品
プロセス3 切って/分けて/貼って || 切断・分離の作品
プロセス4 おもて/うら/おもて || 両面の作品
の4部構成でした。
各コーナーの冒頭にそれぞれの制作手法を解説した動画が流れていて、観覧者の鑑賞をサポートしていたのが心憎い。彼の手法を見て皆が一様に驚いていました。私も例外ではありません。「創造的破壊」等という次元ではなく、「破壊を内包した、破壊が前提の」芸術だと感じました。駆け足でも見て良かったと思える展覧会でした。