ペンタックスフォーラムを後にし、コニカミノルタプラザへ移動。

ホールAで、「『三宅島』島民4人と1匹写真展 アイランドシック 帰りたくなったよ」を鑑賞。

2000年8月火山噴火により、全島避難となった三宅島の住民と犬さんの写真展です。

島を愛する気持ちが伝わってくる作品ばかりでした。撮影者4人(と一匹)のグループ展なのですが、各人各様の視線がそのまま島の多様性を反映している様で、見ていて楽しい気分になります。特に犬さんのリラックスした姿は自然の中に生きる素晴らしさを体現していました。

島の現状は今でも厳しい状況が続いているそうです。火山ガスは止まっていないし、場所によっては立入禁止区域も有り、観光客の数も噴火前の水準に戻っていないとのこと。

それでも島に愛着を持ち、ホームシックならぬアイランドシックになって帰島への思いを持ち続けた人達の姿は涙を誘います。

東日本大震災で家屋を破壊され、津波で浸水した土地でも住み慣れた故郷に戻りたいと願う被災者の方々と二重写しにも感じられました。

余談ですが、件の犬さん(ロックさん)が主役の映画が近日公開されます。

こちら↓

http://www.rock-wanko.com/

佐藤隆太、麻生久美子が出演してますね。


同じフロアのホールB、ホールCでは「DAYS JAPAN フォトジャーナリズム写真展」を鑑賞。

雑誌DAYS JAPANが主催するフォトジャーナリズム写真賞の入選作品を展示していました。

世界各地で勃発した戦争、紛争、内戦。それに伴なう貧困、飢餓、死。この世の生き地獄の如き惨状に目が釘付けになりました。

展示作は戦闘ばかりではなく、DVによって傷つけられた女性、特に交際、求婚を断られた男が女性の顔に硫酸をかけて火傷を負わされ、ケロイドが残った女性の写真が衝撃的でした。近年パキスタンでは此の様な事件が頻発している状況がキャプションで提示されていました。

他にも世界に満ちた悪意を告発する写真が多数。フォトジャーナリズムはまだ死んではいないと実感した次第。

東日本大震災の写真も展示されてました。改めて自然の猛威を痛感し、犠牲者の方々に哀悼の意を表します。