本日は6つの写真展に行ってきました。
まずは六本木、東京ミッドタウンの富士フィルム写真歴史博物館で「幕末・明治の寫眞師 内田九一展 第一部風景編Ⅰ」を鑑賞。
内田九一は明治大帝の御真影を撮影した人物として有名です。
我々が現在目にする、椅子に腰掛け洋装を身に纏い、やや斜め前に視線を向けてらっしゃる明治大帝の御真影は彼の手になるものです。
当時の宮内省が信頼して行幸に同行させるほどの技術と社会的地位を得ていた人物であったわけです。
展示はオリジナルを忠実に再現した高画質銀塩プリントと但し書きがありました。恐らくオリジナルは鶏卵紙だったと思われますが、色調、階調、解像感等当時の寫眞の雰囲気がよく再現されていたと思います。
内容はサブタイトルにある通り、東京を中心として関東の風景、名所を写した作品で構成されていました。
以下は作品タイトルと推定撮影年
「横須賀造船所」 撮影年 1868年~1875年頃
「東海道から富士山の遠景」 撮影年 1868年~1875年頃
「鎌倉長谷大仏」 撮影年 1872年頃
「鎌倉鶴岡八幡宮」 撮影年 1868年~1875年頃
「亀戸天神社」 撮影年 1868年~1875年頃
「向島牛島神社」 撮影年 1872年頃
「柳橋万八楼景」 撮影年 1868年~1875年頃
「築地佃島」 撮影年 1872年頃
「向島」 撮影年 1868年~1875年頃
「堀田伯爵の庭園(向島堀田庭園)」 撮影年 1868年~1875年頃
「向島隅田川船」 撮影年 1872年頃
「隅田川の屋形船」 撮影年 1872年頃
「浅草の二尊仏」 撮影年 1868年~1875年頃
「浅草寺五重塔と鐘楼(浅草寺弁天池と鐘楼)」 撮影年 1868年~1875年頃
「招魂社」 撮影年 1872年~1873年頃
「上野公園と人力車」 撮影年 1872年頃
他多数。
我が国写真史黎明期最重要人物の貴重な作品展でした。

