一昨日、NHKスペシャル
「日本人はなぜ戦争へと向かったか」を視聴。
今回のテーマは報道機関が
如何に輿論を焚付け民衆を戦争へと駆り立てたか、
というものでしたが、まぁ何と言いますか
相も変わらず左翼偏向剥き出しの印象操作に辟易
とさせられました。
当時の新聞社が発行部数増大を企図し対支、対米
強硬路線を採用し
国民がそれに煽られ時の政権を突き上げる、そこには
軍部、就中陸軍の意向が絡んで
ついに開戦に至る。大凡此の様な内容でしたが一方的な
日本悪玉論に基づいた
悪意に満ちた番組構成であったと思います。凡そ戦争は
一国で出来るものではない
わけでありまして、そこには必ず交戦国が存在します。
開戦に至迄の経過は各々の交戦国の
戦略、輿論動静等の国情を縦糸として、世界史的潮流を
横糸として観察、分析しなければ
その本質を見誤るは必定であります。しかるに当該番組
では、日本がトチ狂って
跳ね返った挙句に戦争を始めたという刷り込みを視聴者に
行うものであり、それ故に
悪意に満ちたものである、との評価を下すものであります。
番組では上記に指摘した
他国の情勢、世界史的見地に関する事は殆ど触れられて
いません。それどころか当時の我が国の
政界、外務省、軍部が右往左往右顧左眄、世界情勢に暗く
判断を誤り国家をミスリードした、
という点のみを強調していました。私は戦前の我が国に
斯くの如き宿痾が存在していた事を
否定するものではありません。政党政治は機能不全に陥って
いたし、マスコミの商業主義、
外交音痴、軍部の主導権争いは確かにありました。
あぁ、今も同じですね。
ただ、それをもって直ちに開戦と
等号で結び付ける事が余りにも短絡的であり危険だと考える
のであります。
アメリカの、ロシアの、中国共産党の、国民党の戦略及び
意思は那辺にありや。
帝国主義の時代、「他の手段をもってする政治の継続」
としての戦争を否定していた
国家はただの一つもない。日本も米英支蘇も同様であります。
そのような観点から番組制作が
出来なかったものなのかとの憾みが残ります。「ハーバード
白熱教室」のような
グレートな番組を提供する能力が有るだけに、尚更残念に
思う次第。
皆様のNHKは
皆様を
真っ赤に染める
NHKですか?
追記
日米開戦はアメリカが欲したものであり、
日本が望んだものではない
と私は考えます。詳細本稿では述べませんが
アメリカ建国以来、現在までの歴史の中に
あの戦争を落としこんで考えると此の様に
結論されます。