昨日、東京都写真美術館で鑑賞してきた
3D Visions の感想など。
私自身が趣味でステレオ撮影を行って、
その生なましい
立体感に魅せられているので強い関心を
持って見てきました。
展示内容は
Ⅰ
写真術発明直後に産声をあげたステレオ写真の
古写真、ダゲレオタイプ
原版の実物から現在のCGを駆使した3D映像に
至る歴史的発展経過展示
Ⅱ
ステレオ写真の原理研究に関する学術論文、
歴史的ステレオカメラ、ヴューワー等の資料展示
Ⅲ
3DCG動画の上映、赤青の電球の光で来場者の
影を投影して
ステレオ効果を体感させるインスタレーション等の
体感的展示
といった構成で多角的にステレオ写真、3D映像の
楽しさを提示する
意欲的野心的な内容でした。世界的に見ても貴重な
資料だと思われる物も
多数展示してあり、関心のある人には堪らないでしょう。
私個人的には19世紀末、
写真術誕生直後の作品に特段の興味を惹かれました。
当時の写真界の主流だった
ピクトリアリズムの影響を色濃く受けたステレオ写真は
得も言われぬテクスチャを
伴った生々しさで観る者に迫ってきます。今後のステレオ
撮影の参考になる
貴重な体験を得て、満足納得の一日。図録での追体験も
楽しみ。