日付変わって昨日、写真展の後に
渋谷ユーロスペースで
映画「海炭市叙景」を鑑賞。1990年に
自死した作家、
佐藤泰 志の遺作にして未完の小説を
元に映画化した作品です。
物語は架空の都市、海炭市を舞台に
幾つかの
ストーリーが同時並行して進んで行きます。
造船所をリストラにあった
工員と妹の話。市役所の再開発計画に伴い
立退きを要請されるも
断り続ける老女の話。妻子との関係に悩む
プラネタリウムで働く
中年男の話。家業のガス屋を継いだ男と
再婚相手、
継母から虐待を受ける息子の話。路面電車の
運転手と疎遠になってる
息子の話。
何の関係もないと思われるこれらのストーリーが
重層的に織り成す
重苦しい雰囲気が胸に迫ります。各ストーリーの
点が徐々に繋がり線に
成り、線が円に成り、円が少しづつ小さくなり、
やがて結節点を、、、
興味のある方は是非映画を御鑑賞あれ。