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マンション管理士です!!川崎市麻生区・多摩区で散策中

小田急沿線の分譲マンションに住んで20年のマンション管理士です。快適なマンションライフと川崎市北部麻生・多摩に関する情報を発信していきます!!


管理で決める!?マンション購入で失敗しない方法


機械式駐車場は、限られた敷地を有効活用し、1戸でも多く駐車スペースを確保するために設置されます。

分譲業者としては販売を推進するため、可能な限り「駐車場100%確保」をアピールしたいのです。

しかし、この機械式駐車場は居住者の利便性の向上と引き換えに、いろいろな問題も抱えています。


1.維持管理費

自走式と違って1スペースに3台分を賄うための重機を問題なく稼働させるためには、定期的な点検、消耗品・部品の交換は欠かせません。

また、機械式駐車場で火災が発生したら一大事です。そのため、専用の消防設備も一定の条件に適合するよう維持管理する必要があります。


2.修繕交換費

機械式駐車場も一定期間ごとの修繕、長期的には交換も視野において資金計画をしておく必要があります。

基本的には、使用契約を締結している区分所有者から徴収する毎月の駐車場使用料を積み立てて対応しますが、小規模のマンションでは積み立て不足が懸念されます。


3.人身事故

規模は大きいが、市街地のタワーパーキングでは必ずといっていいほど監視員を配置しています。「危ないから下がって、枠線の外で待機して...。」など、うるさいくらい注意されます。要は、それだけ危険で油断すると大きな事故に繋がるということが感じとれます。ところが、マンションの機械式駐車場はどうでしょうか。必要な時に必要な人が機械を自分で操作して、車を出し入れしています。そのため、周囲への注意が緩慢になります。

先日も、機械式駐車場で大きな事故が発生しました。今後も人命に関る重大事故が続けば、厳格な操作基準等の法令化も検討されるのではないかと思います。そうなれば、管理会社等へ支払う委託料が割り増しになることも視野に入れなければなりません。



マンションを購入する際、都心の駅近・DINKS向け物件等では駐車場の必要性も低く、また敷地との関係で小規模の物件も多いことから、機械式駐車場付の物件はなるべく避けた方が良いかもしれません。

また、郊外のファミリー向け物件で駐車場が必須の場合でも、できる限り自走式の駐車場を選ぶか、または機械式駐車場を採用している場合でも、その維持費等を継続負担できる大規模物件を選ぶことをおすすめいたします。


(頭書画像と本文との関連性は、一切ございません。)



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