「お電話ありがとうございますリペアジャムです。」

・・・・

「○○ですがすいません担当者の○○さんお願いできますか?!!!」


ん?!!!


今週になって同じような電話が3日連続。。。


興奮されたお方からの電話!!!(驚)


相手はというと

釧路の地元の洋服屋さんに紹介されてご利用頂いたお客様や

江別のお客様、

そして、道外のお客様などなど全て郵送にて当店をご利用になったお客様達。。。


対面での接客とは違い

見えない相手に自分の大切にしている洋服を預けるという事は

不安と期待が入り混じっているようでして、

出来上がって届いた商品を確認した時

不安や期待が歓喜に変わり興奮のあまり電話してきたと言うのです。


びっくりしますがこの様な電話でしたら、うれしいですし、励みになります。

そしてこの様な電話が増えて来たということは、

確実にスタッフ一人一人がスキルアップ出来ているんだなと実感させられます。



以前の職場でリペア工房キーチを立ち上げた時は

現在ほどリペアショップがなく、認知度が低かった為

まず、この様な事が出来る!ということを、みなさまに知ってもらうことが大変でしたが、

当時のリサイクルブームにも乗っかり各TV局で特集をしていただくことが出来た為

キーチという名前が付く前から個人的にTVに出させていただいておりました。


おかげさまでキーチの名前は一気に全道ならびに全国各地からご依頼が頂けるまでになり

今東京でキーチが流行っているんです。(お客様談)なんて言われるほどになり

なんで???って感じでしたが気が付けば

ご依頼数の大半が市外・道外客様という状態にまでなっておりました。。。


ですから2年前、私がキーチを辞め独立という形を取り

REPAIRJAMをオープンした時は、

予想以上に大変でしたね。。。


自分でやってきたキーチがあまりにも大きくなりすぎ、

キーチの名前ばかりが先行してしまっていました。

しかも

その時の顧客様の大半は郵送でのご依頼客様が殆どだった為

対面で接客などをしている訳ではないので

もちろん私の事などわかるお客様なんてごく一部。。。


さらには

いざ辞める事が決まったとたんに顧客伝表は隠されるわ

数少ないご来店客様にすら、接客はさせてもらえなくなるは

お別れのご挨拶すらさせてもらえないまま退社になりましたので。。。

(まあ、逆の立場だったらあたりまえ?なのかな・・・。)

ですから、

まだまだ郵送でJAMをご利用頂くお客様はキーチの時ほど多くはないのですが、


それでもこうして自分でやって良かったと思うことが多いです。


少し前にも、

私がキーチを辞めJAMをはじめた事など知る由もない道外のお客様で

リペア工房キーチ(以前の職場)で私が手がけたお客様が

当時の伝票の担当者名に記載されていた私の名前ひとつを頼りに

JAMを探し出しご依頼をしてきて頂けたこともありました。

(先日、ハーネスの件でもご紹介させて頂いたお方もそうでした。)

本当にありがたいことです。


顧客も製造工場としての設備も何もなくなり、

技術以外は本当にゼロから・・・いやマイナス?スタートで始まったJAMですが

今では少しずつお客様が戻ってきておりますし、

何よりキーチの時以上のご来店客様とすばらしいスタッフ達に恵まれて

お仕事をさせて頂けてるのですから。


お客様の喜び一番(きいち)精神を今でも欠かす事無く感動を与える仕事をモットーに

日々技術の向上を目標に3年目もがんばっていきたいと思います。