ドミニカの人たちが毎日飲んでいるコーヒー。ここでは濃いエスプレッソで飲んでいます。
暖かいドミニカではコーヒーの生産も有名で、一部日本へも輸出されています。
ドミニカの国民的コーヒー 「カフェ サントドミンゴ」
どこでも売っててほとんどがこのメーカーのコーヒーを飲んでいます。
こちらがコーヒーメーカー(Cafetera)で、グレッカ(greca)と呼ばれます。
おもしろい形ですが、とっても優れもの。
必ずこれが一家に一台あります。
このグレッカは3つのパーツでできています。
コーヒーの紙も必要なく、これだけでつくれます。
下の部分に水を入れ、中央に挽いたコーヒー豆を入れます。
今日はたまたまオーガニックコーヒーを手に入れたので味見
中をくるくると閉めて接続させます。そして火にかける。
鉄でできてるようなので、全体が熱くなるため要注意!
ゴボゴボっと音がして、湯気がでてきたら出来上がり。
これまた不思議。下に入れた水が温まり、コーヒー豆を通過して上へ上がってくるのです。
そのままカップに入れて出来上がり!!
・・・ではありません。
ドミニカ人のほとんどの人は砂糖をたっぷり入れます。
エスプレッソなので、カップにはなみなみ注がず量は少ないのですが、
私の周りの人たちを見ていると・・・
大さじ1杯半(又はそれ以上)ほど入れるのが、
「ドゥルセ(dulce 甘い)」、
小さじ2~3杯ほど入れるのが、
「ポカ アスーカル(poca azúcar)砂糖ちょっと」、
砂糖無し又は小さじ1杯でも、
「カフェネグロ(café negro ブラックコーヒー)」とか
「アマルゴ(amargo にがい)」などと言います。
コーヒーを入れる際、砂糖の量を聞く時に、「デュルセ?」などのように聞きます。
お分かりの通り、ドゥルセは日本人には合わないでしょう。
一口飲んだだけで、頭がキーーーンっと来る甘さで砂糖を飲んだ感じです。
私がブラックで飲むと言うと、むしろ呆れられます。
「それはコーヒーじゃない」と。