今日のお昼は、みんなが大好きなサンコーチョをいっしょに作りました。
サンコーチョとは、甘くないバナナ類やキャッサバ、肉が入ったシチューみたいなもの。
ごはんといっしょに食べるので、カレー粉が入っていないカレーともいえる。
はじめに牛肉に臭み取りと味付け。お好みでトリや魚も入れてもOK。
牛肉には、にんにく(ajo)、塩(sal)、コショウ(pimienta)、オレガノ(orégano)、味付調味料(sazón)、固形コンソメ(sopita)、辛くないトウガラシ(ají)と少しの水(agua)を使用。
その後、お鍋で火が通るまであたためる。
にんにくをつぶす際、使うのがこれ。
ピロン(pilónto)といい、臼みたいに使う。中南米ではよく使われている。
家庭ではほぼ毎日使ってます。
バナナ類(platano、 rulo)、キャッサバ(yuca)、ヤマイモ(ñame)、ジャガイモ(papa)、ニンジン(zanahoria)などお好みのイモ類などを一口サイズより少し大きめに切っていく。
こっちの人はまな板を使わず上手に切っていきます。すごい。肉を切るくらいしか使ってないような。
野菜と肉をいっしょに煮込みはじめたら、白ごはんも用意。いつものように炊飯器ではなくお鍋で。
少々の油(aceite)と塩を入れてフタを閉めます。
少し先に入れた具が煮てきたら、そこで最後にカボチャ(auyama)とにおい付けのセロリ(apio)とコリアンダー(cilantro)と薬草(パクチみたいなの)を入れ、コンソメとにんにくを追加しフタをはずして更に煮込む。
野菜に火が通り、やわらかくなったら出来上がり!くずれるのであまりゴリゴリ混ぜない。
全部で大体2時間弱で出来ました。
1枚のお皿に、白ごはんと盛る。普段野菜をたくさん食べないドミニカ人がこの時はたくさん食べます。
日本のカレーやシチューよりとろっとせずやや水っぽい感じ。
とっても食べやすくて、日本人も大好きだと思います