うちには、ちょっと変わったルールがある。
娘に対して、
一学期に一回はリフレッシュ欠席を認める、というもの。
カッコよくリフレッシュ欠席なんて言っているが、要はサボリである。
サボリなんていうと、聞こえが悪いね💦自主休校ってことで
ことの発端は娘が小学生の時。
お腹が痛いだとか、頭が痛いだとか、体がキツいとか、何かと理由をつけて休むことがあった。発熱はしていない。
でも、ひと眠りした後は明らかに元気で、眠いから休みたかっただけでは?と疑いはじめた。
朝、急に言われると、こちらもいろいろと段取りが狂う。
熱がないなら、私は出勤しても問題ないかな、と思っても、昼食を何か準備して置いて行かなければいけないし…。
なので、つい
「前の日にわかっていればなぁ…」
なんて言ったことがあった。
それを聞いた娘、
「明日休んでもいい?」
と聞いてくるようになった。
親に気を使ったところは褒めよう。
しかし、こちらは
「なぜ?」
と尋ねるわな。
それに対し、開き直ったのか
「行きたくないから」
と堂々と言ってのけた。
「何かイヤなことがあるの?」
とか気にしてみたけど、そういうのじゃなく、
「ただ休みたいから」
と。
はじめはちょっと抵抗もあったけど、私自身の子どもの頃を思うと強く出れないし、休みたいと思う気持ちはとてもわかる。
私は子どもの頃、何度か仮病で欠席したことがある。
当時の体温計は水銀で、熱をあげようとストーブに近づけたら、目盛りが上まで振り切れてしまって、焦って体温計振って熱を下げてた記憶がある
仮病なのに母が心配してくれて罪悪感半端なかった。
親子は似るのか?
実はこの頃、娘のクラスはやんちゃな子が集結してしまい少し荒れていた。直接的被害があるわけではなかったけれど、困ってはいたし、親に言わないだけで、何か負担に思うことはあったのかもしれない。
無理に行かせて、親の知らないところでサボられても困るし、
一日休んだ翌日は、スッキリした顔で登校するので、
心の均衡を保つためには、時々はこういう日があってもいいのかもしれないと思った。
そこで、ルールを決めた。
・ 欠席してもいいのは一学期に一回まで。
・ 欠席した日、学校のある時間帯はスマホ、タブレット、ゲームなどは使用禁止。
・ 一学期に一回欠席しなかったからといって、次学期へ繰り越すことはできない。
・ もし病欠した場合は、同学期中の欠席の権利は消失する。
公認欠席に味をしめてもいけないので、外出は禁止だ。
欠席日数が多くなってもいけないから、一学期に一回だけ、としたが、毎学期この権利を行使したことはない。
そして、休んでも問題ない日なのか確認している。
本人も、明日はダメだった、とか言ってて、調整しているよう。
ちなみに、息子は休みたいと思うことがないようで、姉の所業を見て、
「せこいことやってんなー」
と言っている。
私の中で、変なこだわりがあって、家族で旅行するから欠席っていう場合とは、ちょっと違うと思ってる。
だって、家族旅行は親都合。
うちのリフレッシュ欠席は子ども本人都合で、親が休みなさいと言ってるわけではないから。
ま~いうても、出かけるか出かけないかの違いだけで、リフレッシュのための休暇ってことは、他から見たらやってること一緒なんだろうけど😅
そもそも、欠席するのがいけないこと、みたいな考えがよくないのかも💦
社会人には有給休暇というものがある。
学生だって、病気でもなんでもないけど、休みたい時ってあるだろう😞
学校を休んで遊びに…なんて、うしろめたさがあったけれど、有給休暇と同じと思えば、学校欠席して旅行!というのも、アリなのかも。
平日しか休みが取れない親もいるだろうしね😄
マレーシアの日本人学校にいる時、旅行するので欠席しますって人が多かったように思う。
親も海外赴任だと仕事に余裕があって休暇を取りやすいのか、連休に挟まれた平日なんて何人も欠席してた。
一時帰国なんかもあるから、欠席のハードルは低かったように思う。
うちの旦那は連休が取りにくいようなので、旅行しまくる人たちがちょっと羨ましかった
ちなみに、日本人学校の教師は、赴任中(たいてい三年間)の一時帰国は基本的に認められていないので、少し可哀そうなのである
家族で赴任してきている場合、家族は一時帰国できるけど、教師本人は留守番となる。そして、帰国できない同僚たちと国内旅行に出かける人が多く、教師同士の仲が深まるのである。
日本人学校あるあるでした😆
娘の学校でも欠席する人は多いらしく、
一日やそこら欠席しても、誰からも何も言われないらしい😑
案外、うちと似たような理由で欠席してるのかな、なんて思っている