【2部】

犬塚信乃《松井江》

犬川荘助《篭手切江》

犬山道節/はまじ《豊前江》

犬飼現八《五月雨江》

犬田小文吾《桑名江》

犬坂毛野(名無しの君)《村雲江》

玉梓《大典太光世》

丶大/金碗大輔/語り手《水心子正秀》

🌾江(が歌ってる時はこの江カラー使います)


#新編里見八犬伝

我が首をはねた 憎き里見

終わりなき わらわの呪い


あぁああああ


里見の美しき姫 愛しき伏姫よ


あぁああああ

滅びよ これも玉梓の呪いか

犬になれ 抗えぬ呪いなのか


切り裂くような光 伏姫の数珠から弾かれた

8つの玉 黒い霧を消して行く


呪いは終わらぬぞ 永遠に

光り輝く8つの玉は天に登り 八方へと飛び散った


この世に生まれたわけを 歩むべき道の行先を

全て導かれるのか それとも己で切り開くのか


物語はいつも 突然始まる

物語はいつも 突然終わる

物語はいつか 必然と気づく

物語はいつも 誰のもの


誰でもない あなたのもの


愛する伏姫が託した 希望の8つの玉

手にするは8人の剣士

約束しょう この私が 必ず見つけ出す


#まことの舞(アカペラ)

降り出した雨が 書き消していく

姫(ゆり)の鳴き声も 肉をたつ 音も

降り出した雨が……


#交わる想い

幼き頃から何一つ 変わらない

真っ直ぐな瞳を 真っ直ぐな心も

守り抜くのは 俺の方です

必ず貴方を守り抜きます


幼き頃から俺の事 支えてくれた

真っ直ぐな瞳で 真っ直ぐな心で

俺と荘助を結びつける

不思議な縁は何を示すのか


交わる刀から

交わる視線から



あぁ 八犬士しょ 与えてるも

ご堪能 苦しみへ おはおー


ははは

はまじぃぃい



#人違い捕物帖

盗み 愚か 見逃さぬ 悪は俺が取り締まる

逃げても無駄さその名がじってらー

お前の 行く手 阻む


嘘か誠か 見極める 悪は俺が問い詰める 

隠れても無駄さあ 隠れてなんかないだろ?

嘘ついても無駄 だから 嘘じゃないって


自分でもわかってるんだろ?はやとちりな上に無でっぽう 強すぎる正義感と 高すぎる自尊心

そりゃわかるでしょ?双子のように 育ったんだ

好きな物、嫌いなもの 全部知ってるよ


人違いといもうちょう これにて一件落着


#不思議な縁 壱


見えないけど 聞こえないけど


#妹との約束


幼き頃 父は主君を守って

命を落とした まだ赤ん坊だった妹は

ある村に 預けられた

別れの時 私は約束したんだ

命をかけて まだ赤ん坊だった妹に

必ず 迎えに行くと やっとの思いで

会いに行ったが 妹は攫われたと言われた


#不思議な縁 弐  

見えないけど 聞こえないけど


愛する伏姫が託した 希望の8つのたま

手にするは8人の剣士

同じ玉 同じ痣 選ばれし者たち

長きに渡る 探し続けてきた

呪いを打ち砕くため


#まことの舞

まことの語りにございます


 星も月も 身を隠し

重たい暗めた夜 

今にも泣き出しそうな夜にございました


カタリという物音が響き 乳飲み子であった私は床下の隙間へと隠されました


降り出した雨が 書き消していく

姫入りの鳴き声も 肉をたつ 音も


降り出した雨が 押し流していく

愛しき家族の生暖かき 血を

私1人 私は1人

残されたのは 恨み 辛み 痛み

待たじと言う 生きがい


#待ち侘びた時 


同じ痣 同じ玉で

繋がるものたち 長い間待ち侘びていたよ

群がるその時を 自覚を持つその時を

片手でひねれば終わり つまらない

命を奪うなど 容易い 清楚な苦痛に震えるがいい


#宴の始まり

忌々しき里見の意思を継ぐものたちよ

わらわの宴へようこそ

ははは

さぁ 盛大に始めよう 苦しみをなくそう

わらわにとくと見せておくれ


#宴の終わり

土砂降りの雨に 混じえて聞こえてきた赤ん坊の鳴き声が

大層煩くてね掴みあげても持ち上げたらお前の忌々しいアザが見えて

簡単になんて殺してやるものか だから待つことに決めたのに

随分と長いこと待ったのに それがこのザマだ

赤子をひねるのを大差ないではないか?

もう 宴は終わりだ


#六人の物語(八犬士と丶大)

今こそ我ら導く光

全て導かれるのか それとも己で切り開くのか


知らなかった 引き寄せられた

知らなかった 運命

誰と出会い 誰と別れ

誰と戦い 手を取り合うのか

何も分からない それでも続く

俺たちが綴る 物語


#憎しみの連鎖

光さえも届かぬ 暗闇に蠢(うごめ)く

蔓延(はびこ)る根が土の中を埋め尽くす

果てなき呪い 


光あれば影あり 暗闇から覗く

眩きその土の中でその種は

そこを夢みた 呪いの種 呪いの種

その種は 誰しもが持つ

誰かに撒かれる

元々 あるもの

持たぬものなどいない 無論私も

水を撒かれても陽をあててられても決して育たぬよう

水を撒かれ陽をあれば育たたずにはいられない


決して育たぬよう 己が 己を 見捨てるひとない


心の中に腹の底に降り注ぐ種を

ろうかに伏見に染まることなく 渇きを癒してくれ

憎い 地味な呪術など 終わりなき 連鎖


断ち切っても 種は残る それでも それでも


心の中に腹の底に 降り注ぐ光を

どうか傷を合わぬように我が軍

温もり与えてくれ

どうか どうか どうか どうか


#新編里見八犬伝 リプライズ

物語はいつも 突然始まる

物語はいつも 突然終わる

物語はいつか 必然と気づく

物語はいつも 誰のもの


誰でもない あなたのもの

輝くたまに引き寄せられる

紡がれる絆 忍び寄る影


まだ知らない(微笑みを)

呼び重なり (行くべきも)

 (重なり)縁

まだ知らない(幾度となく) すれ違い(幾度となく) 

結び合う縁


まだ知らない 語り継がれてきた物語の

行方へ

まだ誰も知らない ここから繋がる 物語

物語 物語 物語

oh ah


※耳コピをしてるため間違いがあるかと思います。(パート)