【一部】

#ものがたり

🌾太字は全員で歌ってるところを表記します

🌾太字は篭手切江以外が歌ってます


光も 届かぬ 薄暗い場所

ここまでどうやって 来たのだろう

ここからどこへ 行くのだろう


名をくれた人がいて


私は私よ 出す


名を呼ぶ人がいて


私は私でありうる


語るものがいてこその


ものがたり


名も無き草が


風に吹かれ


人知れずに散っていく


そこに物語があるのか


『ものがたり』


踏み出す足はあるか

踏んできた足跡はあるか


そこに物語が


あるのか


(少し間)


己の影で何も見えない


そこは、闇?


誰が語る

ものが語る

ものがたり


#2 ひとしごと

澄み渡るそらにぽっかり

のんびり雲ひとつ はぁぁ


撫でていく風に ふわり

チラチラまう 落ち葉 はぁぁ


大地の呼吸 が聞こえるだろう


すぅ はぁ 

すぅ はぁ

さぁ、ひと仕事


たっぷりの雨と

たっぷりの光

たっぷりの土に包まれ

じっくり休んで

少し焦って

待ち焦がれた時

収穫の時

ひとつ 深呼吸 はああ

すぅ はぁ すぅ はぁ

さぁ ひと仕事 ×2


すぅ はぁ すぅ はぁ

さぁ ひと仕事 


#生きる音~内番すとんぷ~

音鳴る 重なる お隣は何をする人と

パタパタ積もり積もって

シュシュ埋もれた歴史

サーサー誇りを落とし

フキフキ汚れを落とし


歴史を磨く音がする

サクサク 呼吸ひとつで

ザクザク 音が生まれる


ムスムス 簡単でも

コネコネ ため息でも


生きている 音がする

音鳴らして 重なり合って お隣の音と共鳴する


それは生きる音

#南総里見八犬伝


江戸時代後期に曲亭馬琴によって書かれた長編小説


南総里見八犬伝


昔、昔 実り豊かな あわの土地を狙う

1人の魔女がおりました


その名は玉梓


里見義実が収める国を 我が国にしょうとした企んだ玉梓でしたが 捉えられてしまいます

処刑されるとする まさに その時


涙に美しき魔女


風ひとつ吹けば 散らされそうなか弱きこの身でいったい何ができましょう?里見の殿 本当にわらわが国を乗っ取ろうしたとお思いですか?


涙に濡れた美し瞳

息を飲む 義実


これほど美しい物が謀反の罪を犯すものだろうか?


心を奪われた義実は処刑を取りやめようとしました


か弱き者を殺すのはどうかと思う

命だけは許してそう


ああ ああ ありがとうございます、里美の殿


だが


騙されてはなりませぬ、玉梓は悪しき魔女


家来の一声に我に返った 義実


そうであった この物は 心を操る怪しき魔女

今すぐ 処刑せよ


途端に美しき顔が歪み崩れた


その口から ひとたび こぼれた許しの言葉が

まだわらわの耳に 残っているうちに

再び同じ口から吐き出された 容赦なき宣告

わらわの命をもてあそぶとは

おのれ、里美義実許すまじ


えーい、かかれ


まてーい、まてーい


覚悟


呪ってやろう 里見に関わるものみなぁ

ああああ、ああああ、

滅びよ、犬になれ(滅びよ、犬になれ)


呪いの言葉を残し 玉梓の首は何処へ消えていきました


翌年の夏に生まれた 義実の娘は

それはそれは 美しい姫君に育ちました


その名は伏姫


伏姫の首には8つの大きな玉が付いた数珠がかけられておりました

それは幼き頃に不思議な老人から譲り受けたもの


この8つの玉は里美の国を守るであろう


そして

伏姫のそばにはいつも 八房という名の大きな犬がおりました


ワン


その体のあちこちには 牡丹柄のぶち 8つ


隣国との激しい戦いが続き 里見の国は窮地に立たされておりました

そんなおり、義実は八房に冗談をこぼします


なぁ、八房お前が敵将を食い殺せば皆が助かるぞ

褒美に魚の肉をやろう


うぅん


ハハッ、魚の肉では不服と見える

ならば何を与えようか

身分も領地も欲しがるようには思えぬ

そうじゃ、お前の大好きな伏姫をやろう


それは、誠に悪い冗談でございました。


わおーーん


その夜敵陣が何故か贓物で八房が咥えて来た生首

それは正しく 敵将のクビだったのです

約束通り 伏姫は八房の嫁となりました


山の奥で八房と共にひっそりと暮らす 伏姫

そこに1人の武士がやって来ました


あの犬がいる限り

姫様は里美の国に戻ってこられぬ


何としても、姫様を取り戻す

覚悟

放たれたたまは見事、八房とらえた


しかし


玉は、八房を貫通し伏姫の右胸にあたってしまったのです。


倒れる伏姫


ひめさまぁ


駆け寄った武士の中で伏姫はもう虫の息


しっかりしてください、伏姫様


実はその武士は

伏姫の愛した許婚でございました


立ち込める黒い霧 浮かび上がるしわしいため

真っ赤に避けた口 その口が語る


滅びよ、犬になれ 呪いはまだ続く


最後の力を振り絞って

伏姫は叫びました

『決して呪いに負けません、八犬士よきたれ!』


切り裂くような光 伏姫の数珠から弾かれた

8つの玉 黒い霧を消していく


#ごう おん すていじ(short)


ごうおんすていじ オープンに向けての(Yeah!)

レッスン開始


篭手切、単純な質問なのだけれども

僕達だけで足りるのか?


確かに、八犬士揃うところまでやらないにしても


助っ人が欲しいところだよな


やってくれそうな人 この本丸にいる?


さぁどうでしょう?


じゃあ、れっすんの前に


まずは助っ人探しだな


#助っ人ぷりーず


助っ人ぷりーず!!


助っ人ぷりーず!!

だれかぁ!

助っ人ぷりーず!


日向、浦島ちょっといいかな

血を流し流されるように すていじにたってみないかい?


大包平ちょっといいかな?

あのさ、俺でやすくなったぶん

すていじの価値あげてくれない?


助っ人ぷりーず


蜻蛉切様 ちょっといいでしょうか?

一緒に是非すていじを!!

畏れ多いのは承知ですが 助っ人ぷりーず


御手杵さーん ちょっといいかな?

一緒に是非すていじを 共に串刺しにしましょう


助っ人ぷりーず


和泉守さん ちょっとよろしいでしょうか?

共に詠をよみませんか

 どんな季語と 出会えるか楽しみです

助っ人ぷりーず


よぉ、鶴さんちょっといいか!

一緒にすていじやらねえか どんな 驚きが

待ってるか楽しめるだろ

助っ人ぷりーず


遠征 出陣 任務 特命 残念ならが出演NG

助っ人作戦失敗 「はあぁぁぁあ」


#向くべき前


何一つたたぬ 水面のように

研ぎ澄まされた 刃

移るは己

風ひとつ 深浮かぶ 水面に浮かぶ

冴えに冴えた 湖月

宿るは月

すくうことを叶なう

風の行方へ 追いすぎて

風の方向見失う 向くべき前とは

月の満ち欠け 雲の色 甲羅の割れ目

兆しを頼りに 先をみさだめる

むくべき前とは


#光の中へ


知らない光がある 外の光とは別の

どのくらい蔵の中から 空に飛び立つ鳥のように

俺も 光の中へ


#ものがたりリプライズ


風の行方は 風任せ

見極めるのはべきは己


私が


向きたい前とは 


兆しか


裏と表 背中合わせ

見極めるべきは己


夢……か


#ごう おん すていじ


己の影に寄り添うように いくつもの

誰が語る 物が 語る ものがたり


ねぇ、幽霊やお化けには影がないって言うよね

そういう話好きだよ

わぁって

お腹痛くなるかと思った

なっては無いんだね笑笑


あの夢は兆し……だったのかもしれない

ごちゃごちゃ考える前にさ

走っててみようぜ…光の中へ


はい!


あれ?なんだろう?

どうした?鼻血なら。。

受け止めようとしなくていいから

涙が出そうです


知ってるかい?血と涙もほぼ同じ成分出できているんだよ

はいはい

よし、レッスン 始めようぜ


はい!


ごうおんすていじ オープンに向けての(Yeah!)

レッスン開始


皆さん準備はいいですか?


雲さん、コソ練の成果が出ているようですね

え?知ってたの?

安心してください、ほかの皆さんには内緒にしておきますから

違う…

違う?

雨さんに内緒にしておきたかったんだけど

私を驚かせたかったということですか?

そうだよ


ワン

息が切れるのも 汗をかくのも

涙込み上げるのも 心が動くのも


なんて美しい


歌わずには居られない 


五月雨さん


はい


嘘だろ?


ごうおんすていじ オープンに向けての(Yeah!)

準備開始


一眼となって 作る舞台

さながら共に 戦う舞台

ごうおんすてーじ ごうおんすてーじ


上の句を読めば

下の句を読み

さまよう 下り 読む廉価

(雨桑雲分からない)

ごうおんすてーじ ごうおんすてーじ


夢までに夢に見た 眩しいすていじ

高まる鼓動 とくんとくん

踏み出すんだ はじめの1歩


踏み出すはある

踏んできた足跡がある

そこに物語があるなら


はじめの一歩


ごうおんすていじ 長い影を引き連れて

見えない力に背中押されて

踏み出すのは 己の意思 己の足


その背中を1歩前、前 光の中へ


ごうおんすてーじ ごうおんすてーじ

幕が上がる


ごうおんすてーじ ごうおんすてーじ

ごうおんすてーじ ごうおんすてーじ


タイトルは

新編 里見八犬伝


幕が上がる


せーの



※耳コピをしてるため間違いがあるかと思います。(パート)

※ちょくちょく違うと思いますが、頑張って書きました!何かあれば教えてください