手紙  【2021.09.29】


作詞作曲:白神真志郎

歌:kenya


あなたがいなくとも

変わることなく 時間は流れ

少しずつ痛みを 手放すことにも慣れてきた頃


駅前に躍(踊)る 人の影の声

春が来ると思い出す あの日のこと

あなたの横顔を背中を

無邪気に揺れる髪を気づけば

追いかけていた


2人並んだあとにはもう

雨に打たれ落ちる花びらに

どうか またいつかと 思うばかりで


振り返りながらでも 手を取れなかった春を

迎える度に 少しずつ 思い出になることを知った

風の向かいにも 公園の木陰にも

あなたが残した 記憶が今は

まだ少し痛むけど


今日も明日も 共にある日々を

夢に見るのが少し長すぎて(た)

膨らんだ理想の脆さ

互いの理解のせいにしては 傷つけていた


週末が待ちどうしくて 何度も掛け合った電話越し

全てをわかり合えば ような気がして


振り返ることも無く 摘み取るだけの花が

枯れていくように 少しずつ あなたの心を見失った

夏の蒼さも 短い秋の夕陽も 離れてしまった心の

行先を照らさないまま


-----そんな日もいつかは過去に変わっていく-----


振り返りながらでも 手を取れなかった春を

迎える度に 少しずつ 思い出になることを知った

風の向かいにも 公園の木陰にも

あなたが残した 記憶が今は

まだ少し痛むけど


あなたがいなくとも

変わり行く街並みに揺られ

少しずつ痛みを手放すことにも慣れてきた頃


※曲聴きながらコピーしてますが、歌詞カードがないためあっているかどうか分かりません。ご了承ください