大人になってから実の姉が突然尋ねて来ました。
私に会いたくて探してくれたそうで…
母親にも会って欲しいと言われました。
育ての両親も子供としての権利だからと一度は会う事を勧めてくれ姉との交流も喜んでくれました。
多分、自分たちの年齢的に私が一人ぼっちになる事を懸念しての事かと思います。
生まれて初めて会う姉は顔は私と似てて不思議な気持ちでしたが性格は正反対…
母は地方都市で再婚して子供が2人居て私は一気に4人兄弟になりました。
母との再会?覚えていないので初対面ですが…思っていたのと違う人で、これまた不思議な感覚でした。
弟と妹は幼い頃から聞かされていたので、もう1人のお姉ちゃんである私を戸惑いながらも受け入れてくれ再婚相手の人も受け入れてくれました。
ですが、これがこの後の私の人生に大きな影響を及ぼす事をこの時は知らずに…
宗教に洗脳された育ての親から距離を取りたい私には唯一の味方を得たと安心したのを覚えています。
そして結婚、出産、子育てと事ある毎に実母との距離も近くなって行きました。
姉も遠く離れた所での結婚、出産という事もあり帰省時には集まるのが恒例になり何より兄弟が居て賑やかなのは初めてなので楽しみでした
そんな日々の中で段々と実母との交流も負担となってきます。姉と実母の確執に巻き込まれ間を取り持ったり、我が強く世間体を重んじる実母からの異常とも思える程の冠婚葬祭の出席依頼や訪問依頼など…数えたらキリが無いほど
そしてパニック障害になった頃には
実母 あんたの家に遊びに行くから○日に!
私 その日は仕事もあるし夫も仕事忙しくて
駄目だからごめん違う日に改めて。
実母 いや、その日じゃなきゃダメだって!
私 いや、そんな事言われても都合あわないで
しょ?ゆっくり出来ないし…。
実母 そうかい!もう来るなって言うんだね!
わかったよ!もう二度と行かないよ!
こんな感じで怒鳴りまくられ切られました
それ以来会っておりません。
私の身体と心が会う事を拒否したままです。
こうして私は実母に二度捨てられてました