とうとう
今週の日曜日に
新妻(まだ内妻)の両親と
にらみ合うことに。
いたって普通に
先方の家に行く予定だったのだが
家を片づけるのに
10日ほど欲しいと
信じられないほどに
散らかっているのかと
思わせる返答だった。
とはいえ俺にも
10日も待ってられない事情があったので
再度打診すると
近くのレストランで
お食事しましょということに
落ち着いた。
極度の人見知りの40歳。
初対面の人の前で
飯を食うのは大嫌いなのだが
そこは長年培った営業魂で
心のこもった演技をすることにしよう。
さてこのように
結婚ともなれば
いちいち場をセッティングして
相手の両親にも
口八丁手八丁で
出来る限り諸々ご納得
頂かなければならない。
・一回り以上年上
・バツイチ
・17歳の子持ち
・ド田舎の長男
・貯金なし
・甲斐性なし
・高血圧
・痛風
・性欲減退
・家内安全
など
いわば瑕疵物件なので
その項目は多岐に亘る。
これらを類まれなる
営業トークを駆使して
無事クリアしたと仮定しよう。
いくつか
先方、とくに義母(となる予定の女性)
に対して不安がある。
新妻(まだ内妻)は
たまに実家に帰ると
義母と買い物をして
食料品などをお土産として
持ち帰ってくる。
その食料品がいちいち高価なのだ。
俺の持ちえている情報では
義母は今年3月まで
校医(保健室のおばちゃん)を
していて
無事定年退職したばかり
義父(となる予定の男性)は
いくつかの職を転々とし
どこかで定年を迎え
いまはハローワーク関連で
嘱託職員のようなことを
しているらしい。
新妻含め娘2人とも
私立大学を卒業させていて
特に優秀な妹の方は
医療系の私立大学なので
恐ろしく金がかかったで
あろうと推測している。
(医者ではない)
義母は退職金を
受け取っているが
ごく最近のことだし
老後のこともあるので
余るほどの大金ではないだろう。
すべて推測でしかないのだが
金で困ることはないにしろ
余るほどの金があるとは
思えない。
なのにだ。
「また牛肉買ってもらったの?」
「うん」
「食べもしないくせに・・・
ん?100g795円?え?は?」
「それでも特価で安くなってたんだよ。
本当は100g1250円らしいから」
「まつざかうしって書いてある・・・」
「前に並んでたおじさんが、安く
なってるから買っても良いかい?って
電話で奥さんか誰かに聞いてて
5kgも買っててさ。
それに触発されたのか、母が残り全部!って」
5kgのすきやき肉を
どのように食べきるのか
その御仁も非常に気になる。
はたしてその残り全部は
それなら何故おじさんは
全部買ってしまわなかったのかと
また不思議な感じのする
200gにも満たない量だったので
1300円ほどではあるけれど
ほとんど牛肉を食べず
量も中途半端で
なによりほとんど料理をしない娘には
まったく必要ない
高級食材なのだ。
そしてこれは
可愛い娘のために
奮発している訳ではなく
通常の食材として
普段から買っているらしい。
もちろんお土産は
いつも牛肉な訳ではなく
うなぎだったり
フルーツだったりするが
どれもこれも
一様に高価であることに
変わりはない。
ちなみに
同棲していることも
日々の食事はすべて
俺が料理をしていることも
義母は知らない。
そもそも
いつも買い物にいく
百貨店はすべてがいちいち高く
地下にある食料品店も同様に高い。
レタスが1個250円やら
桃が1個1200円やら
トマトが1個900円やら
しまいには
そのレタス250円には
特価の文字が付いてたりする。
紙幣で尻が拭けるほどの
生活水準の方々のための店だ。
近くに普通のスーパーが
あるのだから
そこで買えばいいのに
わざわざ百貨店地下まで
出かけて散財する真意が
理解できない。
長々だらだらと述べたが
新妻の家族と
一緒に住むつもりはないので
無理に理解する必要もなく
40歳にして1円の貯金もない俺が
立派に生きてきて
娘2人を大学まで行かせた人に
金の使い方を諭すつもりもない。
心配しているのは
孫が産まれたら
初孫可愛さに
連日押し掛けられ
「こんな安物食べさせちゃダメよぉ」
などと
食生活に乱入されることなのだ。
『つまらない事で
心配してやがんな40歳にもなって』
って思う?
互いの親を理解出来ないことで
劇的に不仲になる夫婦生活を
経験済みなので・・・・
今週の日曜日に
新妻(まだ内妻)の両親と
にらみ合うことに。
いたって普通に
先方の家に行く予定だったのだが
家を片づけるのに
10日ほど欲しいと
信じられないほどに
散らかっているのかと
思わせる返答だった。
とはいえ俺にも
10日も待ってられない事情があったので
再度打診すると
近くのレストランで
お食事しましょということに
落ち着いた。
極度の人見知りの40歳。
初対面の人の前で
飯を食うのは大嫌いなのだが
そこは長年培った営業魂で
心のこもった演技をすることにしよう。
さてこのように
結婚ともなれば
いちいち場をセッティングして
相手の両親にも
口八丁手八丁で
出来る限り諸々ご納得
頂かなければならない。
・一回り以上年上
・バツイチ
・17歳の子持ち
・ド田舎の長男
・貯金なし
・甲斐性なし
・高血圧
・痛風
・性欲減退
・家内安全
など
いわば瑕疵物件なので
その項目は多岐に亘る。
これらを類まれなる
営業トークを駆使して
無事クリアしたと仮定しよう。
いくつか
先方、とくに義母(となる予定の女性)
に対して不安がある。
新妻(まだ内妻)は
たまに実家に帰ると
義母と買い物をして
食料品などをお土産として
持ち帰ってくる。
その食料品がいちいち高価なのだ。
俺の持ちえている情報では
義母は今年3月まで
校医(保健室のおばちゃん)を
していて
無事定年退職したばかり
義父(となる予定の男性)は
いくつかの職を転々とし
どこかで定年を迎え
いまはハローワーク関連で
嘱託職員のようなことを
しているらしい。
新妻含め娘2人とも
私立大学を卒業させていて
特に優秀な妹の方は
医療系の私立大学なので
恐ろしく金がかかったで
あろうと推測している。
(医者ではない)
義母は退職金を
受け取っているが
ごく最近のことだし
老後のこともあるので
余るほどの大金ではないだろう。
すべて推測でしかないのだが
金で困ることはないにしろ
余るほどの金があるとは
思えない。
なのにだ。
「また牛肉買ってもらったの?」
「うん」
「食べもしないくせに・・・
ん?100g795円?え?は?」
「それでも特価で安くなってたんだよ。
本当は100g1250円らしいから」
「まつざかうしって書いてある・・・」
「前に並んでたおじさんが、安く
なってるから買っても良いかい?って
電話で奥さんか誰かに聞いてて
5kgも買っててさ。
それに触発されたのか、母が残り全部!って」
5kgのすきやき肉を
どのように食べきるのか
その御仁も非常に気になる。
はたしてその残り全部は
それなら何故おじさんは
全部買ってしまわなかったのかと
また不思議な感じのする
200gにも満たない量だったので
1300円ほどではあるけれど
ほとんど牛肉を食べず
量も中途半端で
なによりほとんど料理をしない娘には
まったく必要ない
高級食材なのだ。
そしてこれは
可愛い娘のために
奮発している訳ではなく
通常の食材として
普段から買っているらしい。
もちろんお土産は
いつも牛肉な訳ではなく
うなぎだったり
フルーツだったりするが
どれもこれも
一様に高価であることに
変わりはない。
ちなみに
同棲していることも
日々の食事はすべて
俺が料理をしていることも
義母は知らない。
そもそも
いつも買い物にいく
百貨店はすべてがいちいち高く
地下にある食料品店も同様に高い。
レタスが1個250円やら
桃が1個1200円やら
トマトが1個900円やら
しまいには
そのレタス250円には
特価の文字が付いてたりする。
紙幣で尻が拭けるほどの
生活水準の方々のための店だ。
近くに普通のスーパーが
あるのだから
そこで買えばいいのに
わざわざ百貨店地下まで
出かけて散財する真意が
理解できない。
長々だらだらと述べたが
新妻の家族と
一緒に住むつもりはないので
無理に理解する必要もなく
40歳にして1円の貯金もない俺が
立派に生きてきて
娘2人を大学まで行かせた人に
金の使い方を諭すつもりもない。
心配しているのは
孫が産まれたら
初孫可愛さに
連日押し掛けられ
「こんな安物食べさせちゃダメよぉ」
などと
食生活に乱入されることなのだ。
『つまらない事で
心配してやがんな40歳にもなって』
って思う?
互いの親を理解出来ないことで
劇的に不仲になる夫婦生活を
経験済みなので・・・・