ずいぶん前に話題になった本、‘だからあなたも生き抜いて‘を今更ながら初めて読みました。
みなさん思春期は多感な時期を過ごされると思います。
意地悪したり、されたりなんて日常茶飯事。
もちろんやれたらやり返す、私はそんなコでした(今は丸くなりましたよ、年が年ですから)
でも大平さんは不器用でとても心優しい女の子だったんだと思う。
いじめが発覚してから大人はありきたりの方法でしか解決しようとせず、いじめがかえって陰湿になった。
家では両親はちゃんと向き合ってくれようとせず、暴力振るってもただされるがまま。本当は叱って欲しかった。
そして割腹自殺未遂・・。
さらに居場所を求めて自ら不良グループに近づいて、仲間になりたいと思ってもやっぱり仲間じゃなかった。
しまいに、極道のあねさんにまでなるが、離婚。
ホステスとして働いてる時に偶然再会した、お父さんの友人の大平さんの言葉、あんたが道を踏み外したの
はあんただけのせいやないと思う。親も周囲もわるかったやろう。でもいつまでも立ち直ろうとし
ないのはあんたのせいや。甘えるな!
この言葉で大平さんが立ち直ったのは言うまでまもないですね。これで本当に人の気持ちに触れられた
んだろうと思うと涙がでました。
それからまもなくお父さんのガンが見つかり、お父さんが生きている間に弁護士になった姿を見せると決
心し、何度もめげそうになりながら、最終学歴が中卒から弁護士になられたわけです。
そして、お父さんは自分が死んだら光代を守ってあげられないと、友人の大平さんへ娘を養子縁組しても
らうようお願いし、それで現在大平姓を名乗っていらっしゃるとの事でした。
これだけの事を本にする事は、大平さんによほど強い信念があったからだと思う。それが本のタイトルに
現れている気がする。多くを語ると野暮な気がするので、まだの人は読んで感じてみて下さい。