震災から一年になる前日 3.10に
茨城県東海村にある「東海原子力科学館」にいってきました。
見学は無料です。
まずは原子力の歴史のコーナー
今となってはよく聞く言葉
単位で使われてる「ベクレル」さん
放射能を発見した人です。
元素記号がいっぱい。
学校で習った「すいへいりーべ ぼくの船」
ぜんぜん覚えてない(;´▽`A``
これをめくると…
説明が書いてあります。
化学の授業は 赤点の常連さんで一番苦手でした…
ちなみに余談ですが 高校の授業中に化学の先生に
チョークを投げられたことがありました。
前の席のコに頼まれて 後ろの方にいる子に手紙を回してたら
後ろを向いてる間に手にチョークを投げられて骨に当たって
超~痛くて 教科書ぜんぶ閉じてあからさまに
居眠りした記憶があります(;´▽`A``
先生 あのときはごめんね(笑)
話は戻ります。
でもやっぱり化学は難しい(笑)
左の方にある四角で囲まれたちっこい点
これは地球を小さくしたものですが
この40m先に太陽の模型があります。
実際の距離を縮小したものです。
○○光年とか言葉では聞いたことがあっても
実際の距離がこんなにあるってびっくりでした。
これは電子だそうです。
電子と原子核の距離を
さっきとは逆で 地球と太陽の距離40mに合わせた原子核のサイズが
40m先にありました。
(肝心の写真がない…)
科学館の中の放射線量は…
0.107マイクロシーベルト
高いかどうかは受け取り方次第ですが
うちの住んでるところもだいたい0.1前後です。
福島原発事故以前は0.045前後だったそうな。
東海原発では1999年9月に
日本で初めて死亡者を出した「JCO臨界事故」が起こりました。
原因はどうやら作業員の方が仕事の効率をあげるため
やってはいけない違反を起こしたそうです。
住民600人以上が被ばく 作業員2名が亡くなるという
いたましい事故でした。
今回の東日本大震災では あと70cm津波が高かったら
福島第一原発と同じことが起こってた可能性があり
その場合30キロ圏内の避難者はなんと200万人以上にも…
(何気に人口が多い茨城県。うちもその中に入ってるので考えただけで怖い)
そういうことから東海村の村長さんは 震災以来ずっと
「東海原発は廃炉にすべき」と再稼働に反対し続けています。
廃炉になれば国からの恩恵も受けれなくなって
生活も苦しくなるのも承知の上で
住民の安全を第一に考えてる村長さんなのです。
感動しました。
そうした事故を間近で見てきた村長さんだからこそ
福島第一原発の事故は「人災だ」と言いきっています。
「津波のせいだとはいえないでしょ。原発に対するうぬぼれですよ。これまで必要な安全対策を講じてこなかったからです。津波だって10m以上の高さのものがくる可能性を4年前に試算しているでしょう。でも対策をとらなかった。また設備投資額を落とすために非常用発電機を海岸にそろえていた。原発の同じ所に6基も7基も集中立地していた。こうした経済優先の考え方が、ああした事故を引き起こしてるのです。」
(インタビューを一部抜粋)
まだまだ解決してない福島第一原発事故…
どうか避難生活されてる方たちが一日でも早く
愛する故郷に戻れますように。。。