林真理子の短編集を読みました。




中年女性のイラストレーターの元に集まる年下の女友だちの恋愛模様が書かれていました。

わたしは、林真理子の世界が嫌いなのに、林真理子の本を読みあさってしまいます。

それは、高校時代、アグネス論争で中野翠と林真理子が白熱した時代に、林真理子の講演会を聞きに行ったときから、嫌よ嫌よも好きのうちで、わたしの中にも、林真理子の持つ思想があるのかもしれません。

林真理子の持つど根性ガエル根性で、今や日大の理事長までになりましたが、やはり、直木賞選考役員をやるだけあり、あっぱれという小説をお書きになる。

これからも、林真理子の持つ思想を嫌がりながらも、林真理子の小説を読んでいくのでしょう。

今回もあっぱれでした。