私はというと
この仕事に替わって約20年経っている
時給は1円も上がっていない。
ただ介護報酬という国からの決まりで
介護士などには加算される賃金があるために
そのおかげで差別化されているけれども
20年間1円も上がらないし うちの事業所は
資格手当がないので 資格がなければ働けない職種なのに
所得資格によっての差別もない。
20年経てば最低賃金は当然あがる
茨城県は20年前は637円だったようだ
今度の改正で953円になるわけで 20年で300円増と思うと
私の時給は300円あがってもいいのではと単純に思う。
637円時代に1000円の時給だった
957円時代に1000円の時給とは・・・・
最低賃金とは 職種に関係なく アルバイトやパートなどの賃金である
(年齢は65歳以下の基準なので それ以上の年齢だと下がってしまうかも)
介護職の不足は 数字的には落ち着いているようだが
これは東京や都心近くに集中していることらしく
田舎は経営難となり訪問介護事業所がやっていけなく閉鎖されつつある
今後は家で訪問介護を利用して余生を送りたくても
訪問介護事業所を見つけることがさらに難しくなるというわけだと思う
事業所がなぜなくなるのかと言えば
介護職希望者が入ってこないから・・・
今まで働いていた介護職者がもう高齢化してきている
実際に私の職場でも 2人が退職希望しているものの
2人が辞めても新しい人は募集しても来ないので
事業所は受けてきた仕事を手放さなくてはならず
経営はさらに厳しくなるはず。
今のところ私は食事もとれないほど忙しい日もあり
働ける時間より早く仕事に入ったり
以前は引き受けてなかった土日にも仕事が入っていることもある
時給はあがらないけど仕事は多くなってる
今後うちの事業所はどうなるんだろうか
私から辞めなくても 職を失う事態が来てしまう恐怖も感じる
辞めたいと希望している2人は自身が高齢者になるので
辞めさせてもらいないのも辛かろうと思う
もう経営難な事業所については 国の決めたルールが変わらないせいが
十分に関係されてるからなので
国から援助してもらって
存続できることまでやってもらうべきではないのかと
思ってるけど
とにかく
介護の仕事 特に訪問介護に関しては
未来のない職であると思う。
必要なら改善も必要だ