こんにちは!
フリースクールきぼう 代表・心理カウンセラー藤原先生です。
昨日は、小学4年生の長男の登校日でした。
彼の表情は、心なしか明るかったです。
新たな課題の受け取り、今後の学校再開への見通しなどについてのお知らせなど、いろいろ持ち帰ってきました。
お知らせによると・・・
いよいよ、私が住んでいるこの地域では、6月8日から通常通りの学校再開の予定です。
しばらくの間、子どもたちにとって当たり前だった「学校で勉強できる」ということはできませんでした。
いろいろな意味でマイナスなことが多かったこの緊急事態の期間でしたが、プラスなこともあります。
子どもたちにとっての、この約100日間。
当たり前だと思っていたことができなくなってしまうという経験。
いかに時間と向き合い、楽しかったり有意義だったりする価値を創造することの難しさを味わうこと。
自学自習の難しさ、逆の楽しさ、そして先生という存在の有難さ。
これだけではない様々なプラスは、この先彼ら・彼女らが大人になっていく上で、かけがえのないものとなる。
私はそう信じています。
そんなかけがえのないものを得た子どもたちにとって、まだ学校が通常に戻る前に大切にしておきたいことがあります。
間もなく学校再開の今、大切なこと。
それは・・・
自分自身の感じたことや思いを、言葉にして見つめてみること。
親御さんが、「今日学校どうだった?」とお子さんに聞いた時。
返ってくる(かつて返ってきていた)言葉はたいてい・・・
当たり前の日常だった時でさえ、「楽しかった」「フツー」ってところだったのではないでしょうか?
自分の良い変化は、自分で見つけることは結構ムツカシイ。
悔しかったことや、嫌だったことはあんまり言葉にしない(親を心配させたくないというのもある)。
さらには「こんなことをやった」「あんなことができるようになった」は、もう言葉にするのが面倒。
だって、今までも、当たり前の日常の中であんまり受けとめてもらうことがなかったから。
だからこそ、いま。
当たり前ではない、いま。
そんな今のお子さんの言葉を、当たり前だった日常の時よりもほんの少しだけ敏感に、繊細に、受けとめてあげること。
もうちょっとだけ粘って、聴く、訊き尽くしてみること。
これをやるのと、やらないのでは大きな大きな差が出ますよ。
だって、当たり前のように、ドドドーって何事もなかったかのように、押し寄せてくるんです。
何が、って?
当たり前じゃなかった“はず”の、日常が!
今まで休みだった・休んでも良かった学校生活が、毎日当たり前に登校しなければ経験できないものに。
自分のペースで進められたはずの学習課題が、一定の当たり前のペースに。
充分に、有り余るほどに自分で暇つぶしを考え工夫して過ごしていた日々が、当たり前にみんなと同じように過ごす日々に。
多くの子どもたちはこれからしばらくの間、その「当たり前じゃなかった“はず”の日常」を受け入れるのに時間がかかるはずです。
学校へ行かないという選択をする子も、例年よりも増えるのではないだろうかと私は予測しています。
ともあれ、確実に「当たり前じゃなかった“はず”の日常」は「当たり前の日常」に戻っていく。
お母さん、あなたがこれまでと変わらず、目の前のお子さんの味方であってあげてください。
どんな選択・未来があろうとも。
そんな時、彼ら・彼女らのとてつもない力になるのは、言うまでもなく「言葉の力」です。
発し発され、受けとめ、受け入れ、言葉を交わし合いながらまた次の一歩への新しい言葉を発していく。
至極、当たり前のことですが、押し寄せる当たり前に立ち向かうには、何より大切なことです。
さて、私は次女と約束していた朝の勉強タイムを楽しみながら、一緒に言葉を交わし合ってみます。
今日も素敵な一日を!
勉強の困った・不登校・発達障害の相談・サポート・カウンセリングは、フリースクールきぼうへ。
藤原先生でした。
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