皆さま ごきげんよう
占いサロン月華の
碧月梨妟（あおづきりお）です
よく取り越し苦労をする人っていますよね。
まだ起きてもいないことや、
おそらく起こらないだろうことに対して、
もしああなったらどうしようとか、こうなったらどうしようとか
やたらと心配して、常にくよくよ悩んでいる人。
私の知り合いにもそのような方は沢山おられますし、
私の母も義母も多少そんな感じのところがありました。
ある人などは、近いうちに首都圏直下型地震がくるかもしれないと考えると、
毎晩不安で不安で熟睡できないそうです。
神経がここまで過敏になってしまっていると、
哀れで、惨憺たる状態と言えるでしょう。
人間というものは、地震が来なくても死ぬときは死にます。
中村天風さんの本に書いてありましたが
そのように、自分の心の中にいろいろな幽霊を描いて、
おっかながって、おちおち夜も寝られないという人が
随分たくさんいるそうです。
そういう人は、毎日が極めて落ち着かない、
おっかなびっくりの状態で生きている時間が繰り返されているだけなので、
それでは長生きできないそうです。
「こうなったらこまるなあ」
という恐れのようなことを、口に出すと本当にその方向へ流れていくようです。
思考は現実化するので、多くの人が大地震を常に恐れていては、
恐ろしい事になりかねません。
ものごとは、「たまたま偶然」に起こることなどなく、
常に自分でその状況を引き寄せているのです。
病や不運というものも、自分に何の落ち度もなく
来るはずはないと、天風さんは書いています。
「蒔かざれば花咲かず、実みのらず」
なので、原因あっての結果であるのです。
病も不運も自分が生きる上に何か誤りがあったがための結果の現象なんだそうです。
言霊の力は日常生活でもしっかり働いているので、
マイナスの響きを持つ言葉は絶対に言ってはいけません。
マイナスのことを言っていると、それにふさわしい現実が訪れます。
ですから、ちょっとでも悪いこと、心配事などを言ったりしたら、
あなたが叶えようと努力してきたことが全部水の泡、
ぐらいに考えるべきなのです。
中村天風さんがおっしゃるには、
多くの人が気がつかずに盛んにやっている
「取り越し苦労」 というものは、
「断じてすべからざること」
だそうです。
取り越し苦労を当然だと思う人は、何のことはない
自分の運命の墓穴を自分で掘っている愚かな人なのです。
取り越し苦労をすればするほど、
その心の消極的な反映が即座に運命や健康に
まざまざと悪い結果となって現れるからです。
自分の生命を理想的に完全に確保しようと思う人は、
取り越し苦労は何の役にも立たないので、
断然やめなければいけないのです。
取り越し苦労は、
「百害あって一利なし」
だと、天風氏は言っておられます。
取り越し苦労をすると自分の命を削る
大きな損害が来るんだと、知っておく必要があるそうです。
普段から、出来る限り気分を明るく上機嫌にすることに努め、
絶体にマイナスな言葉、否定的な言葉、
悲観的な言葉などは口から出さない。
「困った」「弱った」「情けない」「悲しい」
「腹が立つ」「助けてくれ」「どうにもならない」
というような言葉を充満させて生きていると、
そういう言葉に価値のない感化を受けてしまいます。
自分の周りがたとえどうであれ、自分自身は
絶体に取り越し苦労をしない、
要らない心配をしない、
不平不満を言わない、
マイナスの言葉を使わないことです。
結局、人生は心ひとつのおきどころで決まります。
「人生を完全にする秘訣はただもう自分の心のおき方をかえるだけでいい」
と、天風氏は言ってます。
「どんな些細なことでも感謝を先にして、喜びでこれを
迎えたらば、お互いの住む世界はそれこそ黄金花咲く
喜びの花園になる。」 そうです。
ですから、感謝を先にするという事を忘れてはいけません。
極論すれば、病があろうが、運命が悪くなろうが、
それを感謝と喜びに振り替えると乗り越えていけるという事です。
そのことが分かったからには、躊躇なく、
直ちにそのことを実行に取り掛かるべきです。
良い事を知っていても、実践しなければ知らないのと同じですからね
私も常に肝に銘じて生きていきます。
今日も最後まで読んでくださって
感謝いたします
それではまた～
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