皆さま ごきげんようドキドキ
 
 
占いサロン月華の
 
碧月梨妟(あおづきりお)です星お月様
 
 



 
以前私が書いた「中学受験に潜む危険性」
 
というブログをシェアしてくださった方の記事がとても印象的でした。
 


その方の記事には以下のような
 
内容が書いてありました。
 

 
あるレストランに入ったら、そこで
 
公文式をやっている親子がいたそうです。
 
子どもはまだ幼稚園児か小学校一年生くらい。
 
 
子どもが出来なかったり、きちんとやらないと
 
その子の頭や体を何回もたたいて、
 
子供を泣かしながら
 
無理やり公文の宿題をやらしていたそうです。
 
 
そうこうしてるうちに、
 
子どもを引きずるように外に連れ出したので
 
その記事を書いた女性が
 
その子供の身の危険を感じて、後を追いかけて
 
外に出た時に
 
 
「大丈夫ですか?大変そうですね。」
 
 
と声をかけたそうです。
 
 
ああいう親が無理やり子供を
 
大変な受験地獄へと追いやるのだとおっしゃって
 
私のブログをシェアしてくださいました。
 
 
 
その記事を読んで私は本当にゾッとしましたガーン
 
 
そのレストランで子供をたたいたり泣かしたりしながら、
 
無理やり子供に公文の宿題をさせていたお母さんは
 
将来その子がどんな子になるか、
 
どんな恐ろしいことになるかを全く分かっていません。
 
 
子どもが小さいうちは、親は子どもを泣かせたり、
 
怒鳴って脅かしたり、たたいたりして
 
自分の言うことをなんとか聞かせることが
 
出来るかもしれません。
 
 
でも、そんなことはいつまでも続きません。
 
 
子どもがやりたくないことを親が無理強いし続けると、
 
ほとんど100%に近い確率で、間違いなく、
 
その子供はゆがみます。
 
 
必ず何らかの問題が生じます。
 
 
公文式に関していえば、
 
確かに公文式やそろばんをやっている子は
 
やってない子供に比べて、小学校の時は
 
計算するスピードがかなり速いです。
 
 
でも別に、幼稚園や小学校低学年で
 
勉強がそんなにできなくても全然大丈夫なんです。
 
高校受験でも、大学受験でも、
 
本人がやる気になった時にやれば
 
間に合います。
 
 
いつも言っていますが、学力と生きていく力とは
 
全く別のものです。
 
私の知っている成功者やお金持ちの方々は、
 
大学に行っていない人が多いです。
 
 
私の知り合いの子で、幼稚園の時から
 
親が異常に教育熱心で、その方の
 
長男も長女も早くから公文に通わせて、
 
小学校4年からは子どもをSAPIXにも入れたのに
 
公文式もそのまま辞めずに通わせて、
 
小学校時代に子供を全然遊ばせずに
 
御三家の中学校に長男を合格させましたが、
 
その子は大学受験をするパワーまで残っていなくて
 
幼い時にあんなに勉強しかしていなかったのに、
 
大学も行かずにプラプラしていました。
 
就職も出来なかったと聞きました。
 
 
長女の方は第一志望の中学に落ちて、
 
お母さんにガッカリされすぎて不登校になってしましました。
 
 
恐ろしい事ですね。
 
 
子どもは親の持ち物ではありません。
 
子どもを親のエゴの犠牲にしては絶対にダメです。
 
 
レストランで親にたたかれて、泣きながら
 
無理やり公文をやらさせていた子供は、
 
いずれ必ず
 
 
「親に迷惑をかける」
 
 
という形で反撃します。
 
 
 
エネルギーが外に向く子は暴れ出したり、
 
暴力をふるったりします。
 
 
エネルギーが内に向く子は、病気になったり、
 
自分を傷つけたりします。
 
 
うちの子に限って大丈夫とか思っていたら、
 
それは大間違いです。
 
 
本当に必ずそうなります。
 
 
その時に後悔しても、もう手遅れです。
 
 
そうなると親は必ず
 
 
「私は何も悪い事はしてないのに」
 
 
とか言います。
 
してるんです。
 
 
子どもがしたいことをいちいち反対してやらせずに、
 
やりたくないことを無理やりやらせてきたんです。
 
 
親は子供が生まれてきたときは、
 
「五体満足で生まれてきただけで幸せ」
 
と思ったはずです。
 
 
子どものことを「大丈夫だ」と思えずに、
 
「あれもできなきゃダメ、これもできなきゃダメ!」
 
と言って育てると、その子はだんだん自分のことを
 
信じられなくなって、嫌いになっていきます。
 
 
完璧主義の親は、努力家で才能のある人が好きなので、
 
ついつい子供に
 
「なぜ、言ったことが出来ないの?」
 
「どうしてそんなことも出来ないの?」
 
 
とか言って、責めます。
 
 
欠点ばかりを指摘して、出来ないことに腹を立てます。
 
 
親にそういうふうにされてきた子は、
 
他の子にも完璧を求めるので、
 
出来ない子をバカにします。
 
 
親の見えないところでいじめに走ります。
 
恐ろしい悪循環です。
 
 
人に優しくできるのは、自分も出来ないことが
 
ある人なのです。
 
 
自分にもできないことがあるから、
 
他人が出来ないときには優しく「教えてあげよう」
 
とか、「やってあげよう」とか思えるのです。
 
 
学力のある人やいい学校を出ている人が、
 
お金持ちになるのではありません。
 
 
自分に自信のある、魅力的な人が
 
成功者になっています。
 
 
親は子供を信じて、やりたい事をやらせて
 
のびのびと育てた方が必ずうまくいきます。
 
 
さかなクンのお母さんも、学校の先生に
 
何を言われても、さかなクンのことを信じて、
 
学校の勉強よりも、好きなさかなのことだけを
 
好きなだけ追究させてあげたそうです。
 
 
さかなクンは今では東京海洋大学の
 
名誉博士です。
 
 
どんな子でも、好きなことをやっていても
 
絶体に大丈夫なので、
 
幼い子をたたいて泣かせてまで
 
無理やり勉強させるのは止めてください。
 
 
その方がよほど大丈夫ではないのです。
 
 
早く目を覚まさないと、親にも子供にも
 
悲惨な結果となってしまいます。
 
 
嘘のようですが本当のことです。
 
子どもにはたくさんの可能性があります。
 
好きなことをさせて、のびのび明るく
 
笑顔で過ごせるように見守ってください。
 
それが親にも子供にも一番の幸せです。
 
 
 
今日も最後まで読んでくださって
 
感謝いたしますラブラブ
 
 
それではまた~音譜