夏に愛知万博に行った後
近くに新しいスーパーが
できることになり、パートの
募集がありました。

娘が「私も夜ならテレビを見て
待っていられるから、働いていいよ」
と言ってくれたのです。

母の晩御飯を食べさせて夜
四時間働きました。ここは気楽な
職場で気分転換になり、下の孫が
できるまで働きました。経済的にも
助かり、しんどい時もありましたが、
今もお茶できる友達もできたし、
よい職場でした。

娘は中学時代をすごした、東日本の
ある専門学校に行きたいと言って
準備をはじめました。

このころ、夜に中学時代の男の同級生から
電話がよくかかってきていたみたいなんです。
だから夜は自分の部屋にいたんですよね。

気分が安定してきたのも、栄養療法より
恋心のパワーの方が大きかったのかも
しれません。

恋心のパワーはやはりすごいですよね。
娘の恋はいろいろな意味で世間への
扉を開いてくれたと思います。

でも、専門学校に入ることが決まり
だんだん一人暮らしが、近づいてきて
不安から、不安定になることが
多くなってきました。     続く