3764/Q アッカ・ネットワークス | ■■■FX投資日記■■■

3764/Q アッカ・ネットワークス

●ブロードバンド通信事業を行う
 日本国内において、エンドユーザである個人および法人に対し、インターネットおよび企業ネットワークなどへのブロードバンドアクセスの提供と、そのために必要なユーザサポートを事業目的としている。現在DSL(電話用銅線ケーブル(加入者線)を使う高速デジタル伝送方式の総称)接続サービスが事業の中心である。2005年6月末現在、47都道府県、1,049のNTT収容局地域でサービスを提供している。DSL業界における競合相手先は、ソフトバンクBB(株)、東日本電信電話(株)、西日本電信電話(株)、イー・アクセス(株)など。2004年12月期の売上構成は、DSL接続サービス98%、その他2%。DSLの特長としては、1)高速データ通信接続サービスについては、個人エンドユーザ向けのADSL(非対称デジタル加入者線)が主流となっていること、2)DSLによるインターネット接続の場合、接続の都度のダイヤル・アップが不要で、常時インターネットへの接続通信が可能であること、3) ダイヤル・アップによるインターネット接続の場合は、接続時間に応じて電話料金がかかるが、DSLによるインターネット接続の場合には、NTTの電話交換機に接続されずにDSL事業者の専用通信網につながる仕組みとなっており、インターネットへ接続する際には、DSLの通信速度に応じた定額月額料金による常時接続通信が可能となる、などがあげられる。2000年3月に会社設立、01年1月にADSLサービス提供開始、05年3月にJASDAQに株式上場。


企業向け回線サービスが伸張、M2M事業に期待


*個人向けADSLが主力だが、市場の飽和に伴い企業向け回線サービスを拡大中。帯域保証型企業向け回線サービス会社は、NTT東西会社と当社のみである。
*新規事業としてM2M(Machine to Machine)サービスを開始。オフィス機器、監視カメラなどをインターネットで繋ぎ、監視、制御を行うもので、当社が回線サービスを提供する。05/12期売上高見込みはまだ1億円だが、06/12期会社計画20億円。
*企業向けの増加が業績に寄与している。06/12期以降はM2Mにも期待できる。05/9末未処理損失が127億円あるため当面課税されないが、通常の税率を仮定すると、06/12期予想EPSは14,925円、予想PERは27倍とインターネットセクターの中では割安と思われる。楽天証券では今後6~12ヶ月間の株価レーティングA、目標株価レンジ550,000~600,000円としてカバレッジを開始する。


中期経営計画
http://www.acca.ne.jp/ir/info/050809.pdf


2006.3 経常利益 25億
2007.3 経常利益 32億
2008.3 経常利益 70億 を見込む。