11月7日~
2392/T セキュアード・キャピタル・ジャパン(株)
主力は不動産ファンドの組成・管理。自己単独投資はせず顧客資産の運用に特化。債権回収も
2360/Q (株)ウィーヴ
テレビアニメの企画・制作。広告代理店機能で独自色。版権収入拡大に注力。タカラと関係深い
9378/OJ ワールド・ロジ(株)
7月に発行した総額20億円のMSCBが全額転換したと発表。これを受け、みずほ証券では投資判断の「1」、目標株価56万円を継続。
5%ルール報告4日 ワールドロジ(9378)――保有割合の増
財務省 11月4日受付
(提供者、保有株券等の数・保有割合、カッコ内は報告前の保有割合)
★発行会社:ワールドロジ
◇ジェー・ピー・モルガン・フレミング・アセット・マネジメント・ジャパン
8,882株 14.96%(11.35%)
6670/T MCJ
<銘柄サーチライト>MCJ――好材料含み
「パソコンの注文生産を手がけるMCJ<6670.T>が、このところ人気化している。2日は1万6000円高の32万1000円となった。低価格のパソコンが主力で業績の大幅向上期待が背景にあるようだ。収益向上のため部品調達を急いでいる。8月に「パソコン工房」を運営するアロシステムと資本・業務提携した。また、株式交換により情報技術関連出版の秀和システムを買収する予定。06年3月期の連結経常利益は54%増の9億5000万円を計画しているが、大幅超過の公算が大きいようだ。9月中間期決算は11月18日に発表の予定」(中堅証券)。
MCJ<6670.T>が続伸。2日に純粋持ち株会社への移行を発表し、成長期待が膨らんでいる。同社はBTO(注文生産)方式によるパソコン(PC)メーカー。昨年4月にPC部品供給のシネックス、同年9月にはコンピューター専門書籍出版の秀和システムを子会社化した。さらに、今3月期には投資事業を開始し、事業の多角化、シナジー効果の追求による業容拡大を図っている。これらの事業および新しいM&A(企業の合併・買収)をより効率的に進めるため、同社は純粋持ち株会社となり、傘下にPC製造販売、部品供給、メディア、投資の4事業を置き、一大IT企業グループの形成を目指す方針だ。株価は当面、強調展開が続きそうだとの見方が出ている。
3411/OS オートリ
人気のみずほグループの出遅れ、再増額の公算も
みずほフィナンシャルグループが強い動きとなっている。グループ挙げて11月1日から富裕層をターゲットにしたプライベートバンク事業をスタート、今後の新たな成長分野である富裕層ビジネス展開に対する期待感も大きい。しかも、みずほグループ自体、日本興業銀行、第一勧業銀行、富士銀行の3行を軸に統合したもので、傘下の企業数が多いことも有利だ。
この富裕層ビジネス拡大から、みずほ系のオリエントコーポレーションも人気化の動きとなって来たが、オリコ傘下のオートリ<3411.OS> も攻めどころに来ている。
チャートは9月21日に351円高値を示現後に調整に入ったが、日足分析では260円どころが底と見られ、底入れ機運が高まって来ている。
06年3月期はカード取り扱い手数料の引き下げから経常減益見通しとなっているが、カードの新規顧客数の増加、オフィス用品、着物などの商品再生事業の拡大から再増額修正の可能性も高い。なお、今期最終利益は減損会計の一巡から2.6倍増益と大幅に伸びる見通しとなっている。