白濁という表現が存在するのなら、茶濁、なんて言葉も在り得るのだろうか。
アスファルトの窪みに群がるように溜まる濁った水溜まりを見下ろし、僕はそんなことを思った。
――ねえ。
呼応するように、雨粒が僕の傘を打ちつける。
更にそれにも呼応するように、『茶濁』した水面が揺れた。
――君は、あんなやつのことが好きなの?
水面が、そんなの知りませんとでも言いたげに静けさを取り戻す。
前方を見やる。遥か遠くに、傘を持った転校生と、その傘の下で楽しげに笑う君の姿があった。
冷淡な雨粒が、水面を揺らし、心を穿つ。
……この雨が、何もかも洗い流してくれますように。
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例によって10行小説です。はい。
満たされない創作意欲の肥やしになれ、っつー思いで書いてるんですが。
今朝雨だったから雨がテーマでいーや、とか思ったけど
もうそろそろテーマも尽きそうだなぁとか思ったりもして。
(注・水面→「みなも」と読みます。タイトルにもある通り。)
なので、何かお題くれたら即興で小説書きます (・ω・)/
モノによっては断りますが、どうせ暇なので全力で書かせていただきますよ←
何卒 m(´・ω・`)m