今朝初めて君からせがみ
布団の腕枕で寝たね
お気に入りのハウスで寝るのが
定番だったのに…
もっと温もりを…吐息を…
抱き締めていたかった…
このまま仕事に行かず
ずっとこうしていたい…
そんな思いを察したかの様に
小さく啼いてハウスに戻ったね
後ろ髪引かれながら
何度も何度も寝ている君を
しつこいくらい振り返る…
これが最期だと判ってたんだね…
君の服、匂い、ごはん、ハウス…
何を見ても泪が溢れて
胸が苦しい…切ない…痛い…
立て続けの別れに
心が上手く整理すら出来ず
佇む僕に黙って寄り添う新米君
自分のふがいなさと無力さに
押し潰されそうな夜
悪いけど暫く泣かせて貰うよ…
キーちゃん…
共に歩んだ19年
僕はほんとに幸せだったよ
キーちゃん
ありがとね…
沢山の想い出をありがとう