吹きすさぶ 風を纏いて

黒々とした 空の闇雲が 水龍をたずさえ 

稲光りと ともに やって来る


海は 激しく 怒り狂い 

白波が磯場を打ち付け

時折 背丈よりも高い波が

浜全域を飲み込む 波となり

まるで 命を持って 生きているように

打ち寄せれば


空からは 轟を響かせながら 龍の嘆きが

稲光りとなって 撃ち落とされ


荒んだ心に 怒号が激しく 響き渡る

命は 震えあがり 声にすらならない 


小さき子は 瞬間の劈く音に震え上がり 

その 怖さに 親に 助けを求め

抱きついて 離れなかった


              詩人〜今人…

自然の 人間への報復…

そう いつも 感じます…

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