20枚以下マナリアウィッチが頂上に登りつめることが出来なかった責任の8割9割を負っているのがこのカードだったということに皆さんは気付いておられるでしょうか…

 

何がダメなのか?

 

このカードが

  • コスト3以下のフォロワー

でまずあるべきでした

 

3で3/3がデフォ化したことで3で3/3出されると獲れなくて、そこからトントンと積み上げられて(展開されて)処理不能に陥り、顔が持たねぇぇぇ。。。で終了するしか術がない

 

ドローに特化したデッキにする必要性から当時だとビィちゃんとかリスとか、どれもこれも2で1/1だったり、ターン1~2までは百歩譲って良いとして、3で3/3という現代バース当時の最新の形に対応しきれていなかった

※「落石」なんかは効果的であってもデッキ掘り掘りとかかわりがない一点プレイのためゼロシナジーとしてマイナス面も大きくなる

 

確かに?

 

対戦相手の視点に立てば、上手く回ってしまえばほぼカチカクに近いバーンダメージは概ね防ぐ手立てがないわけで、早い攻めや弱点を突くというところで3で3/3は「対20枚以下マナリアウィッチの対策」としては効果的でした

 

つまり私が言いたいのは、上方修正として、いい間でこのカードの内容を「コスト3以下」に能力変更しても良かったのでは…と思ってしまう

 

そのついでに?

  • コスト3以下のフォロワー1体を消滅させる

ここまでやってくれると、なんとかギリギリ最後まで駆け抜けてやれたかもしれない…トップオブザは無理だとしても

 

 

 

私の想像をはるかに超えるほどに利用者が多くてびっくりのカードでした!

 

さすがにコレを使うのはあの時代ですら弱かったと思われます…つまり、このカードをターン2であれいつであれプレイされた時に場に出てくるのが1/1ですから?対戦する身として「感じるプレッシャー」がほぼなく、やりやすく、こちらにアドが感じられてありがたく

 

実際のところ、「ジオース」は失敗作であり作り手も早々にさじを投げていることからも分かるようにだいぶ弱かった。そんなデッキにこれを採用しては強くなりようがなかっただろう…

 

スペル軸に関して、作り手の「慎重に…慎重に…」な姿勢が強く感じられたパックを象徴する1枚とも言えます

 

 

 

秀逸

 

密林エルフやレヴィオンロイヤルなど、一回こっきりで終わる系のあるあるで、割と補助カードが秀逸!なモノが多いということがある

 

本来は?

 

これがコスト0とか1くらいではじめて他の強豪たちと張り合える力を得るのだが、コスト2という設定が、やり過ぎず弱すぎず、秀逸なカードとして成立し得た

 

ウィッチあるあるで、手札に加えたカードのコストを0にするとかの過保護仕様でもない点が、良くもあり、悪くもあり

 

つまり、「秀逸なカード」はゲームとして面白くなるレベルでとても均整の取れたデザインであると称賛できる一方で、真にこのゲーム内においては、弱くてダメということになるのです

 

それと~…ラスト期で思ったのは、過剰展開にフェイタルが刺さらない(相手リーダーに当たらない)という点から見て、このカードの「複製」は、スペルであった方が良かった…上で挙げた「グランド」や「落石」などの処理札をなるべく維持して、バーンアタック決めに行くとき(主にフェイタル)のための狙い目として

 

 

 

まあ~いいカードでしたね!

 

20枚以下マナリアウィッチが、私にとっては心地良くてずっと使い込めた理由の一つに「過保護ではなく」「やり過ぎてもいない」絶妙なデザインのカードたちで溢れていたから

 

使っていて心地良いし、対戦相手と対峙して戦うことすら楽しかった

 

すでに落ちています「霊薬」みたいなカード…必殺突進ドレインと合わせて使えたり

 

フェイタルバーンがねぇ…

 

今期(厳密にいうと期を経るごとに)、とうとう絶望的に勝てなくなった理由は、ハイスタッツな過剰展開によってフェイタルバーンが相手リーダーに届かないことが増えたことによって、フェイタルが腐りに腐って、決めきれない事態が多発したことによる

 

それでも、例えば次弾の「リナセント期」に大流行してナーフされた「ヤテラン率いる自然なビショップ」のような、フォロワー展開に乏しい相手にはブチ刺さって勝ちを量産できたという輝かしい栄光があればこそ、ま、転落もまた仕方がないのかな…と納得もできるのです

 

 

 

グランドブレイクに続いて責任の2割ほどを負っているのがこのカード

 

進化時:手札を1枚捨てて、1枚引く。20枚以下なら、1枚捨てて、2枚引いてそれらのコストをマイナス1する

 

20枚以下マナリアウィッチを存分に楽しんだ人であればわかるでしょう…意外と、このカードで進化切ってアタック処理することが多々あったことを…

 

その時、ああ…進化時は何もないのか…というロス感を強く感じるのです

 

進化時にも同様のドローが繰り返されればデッキ掘り掘り速度を速めて良し

 

また、デッキ掘り掘り重視のデッキ構築になりがちですので、20枚以下時の2枚ドローで手札が溢れて弾け飛ぶこととかもあったりして

 

あの~、乗り物ウィッチの「マジカルシューター」みたいな、進化多段処理でも良かった

 

なんであれ、他のこの手のゴールド補助カードとしては弱い部類であり、これがもう一歩突っ込んだ作りであったなら20枚以下マナリアウィッチはもっと強くやれただろう惜しくもある。。

 

 

 

神カードでしたね…近年稀に見る最高傑作のデザイン、性能

 

出てくる「英霊」が疾走するとかふざけたことはしない

 

進化時バーンが2点と控えめ

 

自分リーダーを回復するがそれも2点と控えめ

 

いろいろゴチャゴチャ付いてはいるがどれも控えめ

 

だからこそ、使っていて勝てることもあれば足りずに負けることもあったし、対戦相手として戦う時でも、上手くやってこちらが勝つこともあれば、上手くやられて負けることもあった

 

「イクシードブラスト」は、これだけ見れば確かにやり過ぎで、使われても「いやいやいや」と腹立たしくもあるが、しっかりと条件がありますので、ハッキリ言って5枚以下にして初めて使えるカードですから…。またこれは、20枚以下マナリアウィッチの「メインウエポン」でもあるため、6枚以上までは使いようのない弱さで、5枚以下になってはじめて超強力となる作りが素晴らしかった

 

なにもかもで傑作的な1枚、シャドバ史上稀に見る神カードでした

 

これは裏を返せば、常にこれくらいのバランス感覚を以って作られているゲームであれば、いかにやりがいのある面白いゲームに化けるかを示唆してくれている

 

大抵の場合が「5枚以下なら『英霊』は疾走を持つ」とかまでやっちゃうんだよね

 

 

 

混沌専用ねぇ…どうなんでしょうね?

 

このカードが無ければ「混沌ウィッチ」もそこそこの弱さに収まってヘイトを買うことも無かったのか?

 

いやいやいや

 

このカードをターン4以降に単独プレイするデメリットを突くことで対戦相手に勝機が見出されたのだ!

 

と?

 

このカードの評価は非常にムズカシイ…

 

実際のところ自分が混沌ウィッチするにしろ戦うにしろ、このカードのプレイ場面は常に厳しくあるいは逆にチャンスとなっていた表裏一体に常にあったからして

 

だからあるいはスタッツ設計を2/3にしちゃうとか、この角度から弱めに作ればあんなふざけたデッキが大流行することも無かったかもしれない…

 

 

 

ま~~~~いらないよね。。

 

20枚以下マナリアウィッチに1枚くらい入れて使っていて、たまたま2戦3戦連続して大活躍して「すごいすごい!」ということがあって、かといって意識してこのカードを使ってやろうとプレイをゆがませると、逆に弱くなって負けちゃうとか…ゴミカードあるあるですね。。

 

このカードはあからさまによく理解できることとして、2Pic

 

20枚以下には容易く辿り着くのはあの日の「暗黒の召喚士」と同様だがマナリア的にはバーン打点不足で決めきれないのは明白で、それを、こういったカードでカバーしていこうとする企図はしっかり窺える

 

過去何度も述べて来たように、2Picみたいな坊主めくりを意識してモノを作るな…と

 

とはいえ、全く無視することもできない(まったく遊べないではよろしくない)からして、こーゆーカードで補足していくのは仕方のないことなのかな…と

 

 

 

失敗を恥ずべき1枚

 

カード能力詳細を読んでいて恥ずかしくなってきますね?

 

アンリミを配慮してスペル軸はずっときつみにあり、強く作ればそれはただただアンリミスペル軸の強化にしかならないため「新たなスペル軸」模索から生まれ出たのは一目瞭然

 

ギリギリアイデアは良かった…アイデアは良かったが…出て来るフォロワーたちがどれもこれもゴミ過ぎてど~~しょ~~もなかった!

 

ということは?

 

出て来るフォロワーを変えるだけで、このアイデアはまだやれるはずだ

 

魔術師的な「召喚」という魔力を蓄積して召喚するやり方

 

作り手が、既存のフォロワーをチョイスした点がまずかった(使いまわし)

 

環境やその他のカードとのバランスや特性などをしっかり考慮して、「オリジナルフォロワー」の召喚とすべきところでした

 

 

 

魔道具専門店といいキャルといい…超越も入れときます?

 

人を不快な気分にさせるカード量産製造工場で有名なウィッチ

 

これで面白いのが?

 

不快にさせる能力を、きちんと狙い撃って作れているというところ

 

不快にさせるラインにしっかり乗せられている、コレ、逆に凄いですね?

 

不快犯みたいな?不快担当とかいるのかな?

 

映画でも何でも、キレイキレイキレイなセットばかりではない、汚いシーンや汚れたシーン不快なシーンを描くにはそれに特化した才能が要されるのと似ている…

 

ところでこのカードで2つ言いたいのは…

 

次弾のリナセント期の「ラティカエルフ大流行」期に、超メタとしてこのカードが大活躍できたことと

 

今期、あからさまに、マジデ、コスト減少に関するステルス調整が入った「全くとうとう下がらな過ぎ」が顕著だったこと

 

だからこの期が終わって、アンリミに投げ出されて、再度使ってみて昔のようにしっかり下がるようになったのなら、ステルス調整があったことが証明される

 

 

 

惜しいカードでした。。

 

なぜ…ファンファーレ素出しの5点バーンが相手リーダーに飛ばないのだ…

 

これがあるかないかでぜんぜん違ったんだよね

 

アシッドみたいなあーゆーふざけた簡易なバーンをまんまと作るでしょだから?

 

で、

 

急に「スッタク」とか言い出すからアクセラで出す「サークル」とか何なのだって…何もかもが雑なんだよねいつも

 

 

 

出たての頃は(ローテ的に)よわいなぁ~…なんて思っていましたが、使っていくうちにローテーションに適した強度で秀逸なカードだと気付かされた1枚

 

何度も繰り返すようにスペル軸であまりだいそれたことができないきつみのなかにありますので、まあまあまあ、このくらいがローテーション的には程良く

 

スペル軸って私は基本好きではないんだけど、ジオース期のこの頃からしばらくずっと色々研究して楽しんだもので、極端に強すぎず、弱いんだけどギリキ゛リやれる!という絶妙のラインに居た気がします

 

元国王フォリアが、実はスペル軸で強く輝いた事実を知る者は少ないだろう…