阿里山 茶作り体験 (做青、乾燥、揉捻)
殺青の終わった茶葉をついに丸めていく作業に入ります。
まずは、殺青の終わった茶葉を機械を使って再度做青の作業を行います。
次に一回目の乾燥を行います。ここで茶葉の水分はすべてない状態になります。
この状態でももう茶葉の完成です。
しかし茶葉の形はかさのあるタイプで、文山包種茶の形の状態です。
ここから、味をぎゅっとつめ、7~8回までおいしくいれることのできる茶葉にするために
大変な大変な作業である揉捻の作業に入ります。
(白い布に茶葉を包んで丸めていきます)
(白い布に包んだ茶葉をこの機械を使ってきつくきつく絞っていきます。)
私たちはいったい何回の揉捻を行ったでしょうか。
おそらく20回以上・・・、いや30回以上に及んだような気がします。
茶農さんも数えていません。茶葉の状態によって回数が異なるために茶濃さんももちろん数えて行うわけではないのです。
経験のある人でないと、絶対に出来ない作業ですね。
茶葉を布に包んで丸めて、揉捻し、ほぐしの作業が延々と続きます。
およそ、3時間くらい、やっと出来上がりました。
あんなにたくさんたくさんあった、茶葉は1個の丸い丸い布に包まれた茶葉のみになってしまいました。
約3kg。
次は最終の乾燥、及び焙煎の工程に入ります。
あ~本当に茶農さんには頭が上がりません。
以前に紅茶を作ったときにも大変さは非常に感じましたが、今回の烏龍茶作りでは、
より、茶農さんの大変さをしる事になった経験でありました。