阿里山生産地標章
台湾にきてからよく耳にしていますが、台湾高山茶として売られているお茶には、
国外で作られたお茶が混じっているとか、完全に国外で作られたお茶を高山茶として販売しているとか。
でも、今の時点では輸入の際に輸入することを拒否することも、
この混在されたお茶をなくすことも今の状況では非常に難しいそうです。
そこで今、それぞれの茶区ではいろいろな試みが実践されているそうです。
阿里山茶のある台湾南部嘉義では、本物の阿里山茶であるという事を証明する
シールをつくり、商品出荷の際にシールを貼るそうです。
これは、嘉義県の政府が発行しているもの。
シールには番号、バーコードがあり、出所がすべて分かるようになっているそうです。
台湾で販売されている高山茶の多くが、混在茶は全くのにせものであることが多いといわれている今。
消費者が本物を買えるように、厳しく取り締まりを強化してもらいたいですね。