春の足音が耳をすませば

聞こえてくる時期になりましたね。

梅や桜が出番待ちしています。


耳あてなどをして

冷たい風の中

大きな荷物をかかえて

自転車をこいでいる高校球児を

みかけるたびに長男と重なって

ついつい見えなくなるまで見てしまう私。


寒いのに短いスカートの制服を着て

友だちとお喋りして楽しそうな

女子高生をみかけると

長女の姿がどこかにあるんではないかと

あたりを見渡す私。


時計を確認しながら

冷たい風の中走っている人をみかけたら

次男の走り去る

清々しい風を感じたりする私。


どの私もいつも子どもたちと

今を生きているんだと感じる。

その時はいっぱいいっぱいで

まだ見えてこない将来を心配したり

迷ったりしながらで

心平安で振り返る事などできなかった。

しかし、子どもたちも大人に成長して

それぞれの道を歩み出すと

懐かしいあの頃を

思い出したりする私がいる。

決して悲観的ではない。

穏やかであたたかい思いである。


卒業、入学シーズンを前に

3人の子どもたちのあの頃を

やはり思い出したりする。

いや、どのシーズンでも

それぞれの思い出がたくさんある。

尽きる事なく出てくるものだ。


不思議でもあるが

フッと頭と心を占領してしまう

思い出というもの。

忘れたい事も忘れたくない事も

人はたくさん持ちながら

今を歩いていると思う。

思い出と一緒に。


そして今日もまた

思い出の一つになるであろう

一日を清々しい気持ちで

過ごしていけたらいいなぁと

ベランダからみえる

高崎山や鶴見山を眺めている私。


まだ小さな子どもと

日々を過ごしているママたちや

仕事と育児や家事と

張り詰めて過ごしているママたちや

色々なママたちが苦戦しながらも

踏ん張っていると思います。

子育ては自分に向いてないと感じたり

どうして良いかわからなくなったり

イライラしたりと

そんな事だってありますよ。

自己嫌悪に陥ったり

スペシャルで色々な事は用意されています。

でもね、大丈夫。

どうにかなるから。

なるようにしかならないのかな?

とにかくそんな自分も愛してあげて

そして子どもを愛してあげましょう。

子どもは何もわからないではありません。

子どもはわかっています。

子どもだからわかるのです。

ママの心が。


子どもに暴言吐きそうになったら

自分の心の中で叫べば良い。

ママは神様ではないから

時々折れそうになったりするものです。

ただ、その時にどう乗り越えていくかが

重要だと思います。

好きなものを食べるのも良いし

子どもが寝た後に

思いっきり泣くのも良いし

美しい景色を見に行くのも良いし

気分転換をするのも良いと思います。

外の空気を吸うだけで

新しい瞬間を感じたりもします。

色々試しながら自分流を

生み出していけば良いと思います。


そして笑顔。

鏡をみて

自分に笑ってあげましょう。

たいがい疲れていたら

ブスーッとした顔になっていますよね。

哀れな顔の自分より

少なくとも普通の表情には

してあげたいものですよね。

だからスマイルを大切に

自分自身で確認したいです。


泣いたり笑ったりで全然大丈夫です。

そんな今がきっと

懐かしい思い出になって

自分を支えてくれますからね。


あなたにとって

素敵な一日になりますように😊