先日、娘夫婦が仕事で
どうしても自宅に帰れないとの連絡を
前もって相談されていたので
4泊5日で東京に行って来ました。
もちろん孫のお守りの目的です。
今回は朝から晩までを
孫と二人きりで過ごせるという
スペシャルな話しです。
半年前ぐらいにも一度
数日間を二人きりで過ごす経験はあるものの
滅多にないチャンスに
私の心は高鳴っていました。
日頃の孫とのコミュニケーションは
携帯での画像通話しか出来ないが
娘夫婦とのシェアは密にしているので
成長や生活ぶりはとても理解している。
しかし実際のところは
やはり直接過ごしてみないと
わからない事も多々あるだろうから
私は楽しみにその数日間を待っていた。
肌で感じる事の出来る
夢のような時間にワクワクしていた。
今回最初の孫とのご対面は
通っている保育園への
お迎えに息子(婿)と行った場面からだった。
教室から先生と手を繋いで
出て来た所からがスタート。
すぐに息子と私を発見した孫。
「パパ〜ッ!」と言いながら
駆け寄って来る姿が可愛い。
あらっ?って顔で私を見るなり
「ばぁば」って認識。
わかってる、覚えているではないか。
3人で手を繋ぎママが待っている車に行き
自宅まで一緒に帰った。
お風呂も夕食もみんなでしながら
明日からの確認をしていった。
その間私は孫の様子を観察。
画像通話ではなく実際の姿を
触れ合いながら感じとっていた。
孫は20時前後には自分の部屋で
読み聞かせてをしてお話しをして
ベビーベッドより少し大きな
枠のある自分のベッドに寝かせて
明日またねと言いながら
お気に入りのタオルケットをかけて
部屋を真っ暗にして出ていく。
すると自然に寝ていくのだ。
生後3ヶ月ぐらいからこの方法を始め
切磋琢磨しながら6ヶ月ごろには完全に
12時間以上の睡眠をとっていた。
ジーナ式を夫婦で取り入れていた。
私が子育てをしたいた頃に
こんな情報を知っていたなら
私もきっとチャレンジするだろうなと
思いはしたが実際の私の育児とは
全く違うやり方に最初は戸惑いもあったが
すぐにその方法の意味がわかり
本を読みなんといっても孫の成長をみて
素晴らしい方法だと確信している今がある。
今、私が出産したらと想像したら…(笑)
絶対この方法で子育てをする。
1歳8ヶ月になった孫。
半年前よりかは誤魔化しはきかない。
両親をしっかり認識して
それ以外の人では通用しない事もある。
もともと社交的に娘夫婦は
育ててきている経過を知ってはいるが
誰にでも笑顔で挨拶出来る
素晴らしい長所を見つけ育んでくれた
娘夫婦には感謝している。
まだ自分の意思を言葉で表現出来ないので
泣いてしまう場面が多々あるが
なるべく言葉で確認を取りながら
その意思を尊重するのが私の子育て。
一言、二言を繰り返しながら
会話をたくさんして言葉のシャワーを
浴びさせる事を意識している。
子どもは不思議なもので
目と目を合わせて話し合うと
ちゃんと聞こうと前向きになってくれる。
忙しかったり面倒だったりで
その事をはぶいてしまうと
子どもなりに納得をしないのだろう
聞き分けが出来ない結果になっていく。
もちろん生活の中で実際
話すどころじゃない時だってある。
そんな時は仕方ないだろうが
なるべく親が心がける必要はある。
それはのちのちわかる事で
まさにコミュニケーションの始まりで
家庭の中でしっかり身につける
大切で小さな積み重ねだと思っている。
我が子の育児をしていた私と
今現在の私では経験値も違うし
立場も違っているんだから
孫に対して気を長くして待てる特権を
持っているばぁばの良いところだと思う。
孫は両親の居ない間
ばぁばが自分を守ってくれる人だと
しっかりわかっている。
その信頼を私は絶対に裏切らない。
いつでもあなたを見てますよと
一緒に遊び一緒に食事をして
一緒にお風呂に入ってと生活を
二人でしていく素敵な時間が流れた。
日頃と違い心細い部分や寂しさを
なるべくカバーしてあげたいと思った。
夕方には二人でお散歩に行った。
近くでたまたまお祭りが行われていて
神輿を間近で見る事が出来た。
じっと見つめている姿が
とても可愛く愛おしいかった。
何でも真っ直ぐに捉える姿勢は
我々大人が忘れがちになっているのでは
ないかと感じさせてくれる。
孫との時間で改めて
子どもの成長って素晴らしいと
実感することが出来た。
健やかなる成長を守っていくのが
大人の役目なんだが
どうも邪魔をする関わり方をしがちだ。
親とは違う祖母である私は
私にしか出来ない関わり方を
していきたいとずっと思っている。
孫たちの避難場所をしっかり
作っていきたいと思っている。
ばぁばのところに行きたいなぁと
成長過程で思えるような信頼関係を
築いていけたら嬉しい。
両親の居ない間も
いつもの生活リズムを崩さないように
気を付けながら後はたくさん遊んだ。
ママとは違うであろう食事を作ったり
お風呂もきっとやり方が違うだろうが
一緒に楽しく入ってくれた。
孫の部屋での読み聞かせの後のお話しでは
膝の上で抱っこして
抱きしめながら色んな話しをした。
ちょっと眠くなった孫が
ウトウトしながらも時々私を確認する。
「大丈夫だよ〜
ばぁばがいるからね〜」
そしたらまた目を閉じながら
話しを聞いてくれる。
3日ぶりにママが戻ってきた。
嬉しさを爆発している。
安心するんだろうなぁ。
抱き合っている姿をみて
母子の絆を感じ胸が熱くなった。
こうでなくっちゃ!
私も任務が完了して安心だ。
居ない間の話しを娘とシェア。
孫の成長を感じた私は
素直に娘夫婦を褒めた。
そしてこれからも孫の長所を伸ばし
人と比べる事なく引き続き
子育てを楽しんでほしいとお願いした。
娘夫婦もとても素直な二人だから
私はありがたい。
素直さがない人は好きではない。
我が子はもちろんの事
そのパートナーの人たちも
とても素直だから私はストレスがない。
だからきっと我が子の様に
お嫁さんやお婿さんを感じ
もう完全に私の子どもたちに
なってしまったんだと思う。
現在5人の子どもに2人の孫。
私の大切な大切な家族。
小さな孫たちの命を皆で育み
共に生きていくのが家族のお約束事だ。
得意不得意が人にはあるものだ。
そこをカバーし合える組織が家族だと思う。
小さいかもしれないが
その基本組織が核であるし
そこがない人に逆に何が出来るだろうか?
と思っている私にとっては
家族の中で成長していく
孫のこれからが楽しみでならない。
スペシャルデーを過ごし
私は孫の顔をしっかり胸に刻み
大分に戻った。
そこには私の日常が待っている。
主人と愛犬たちが待っていてくれた。
帰宅した夜、私は爆睡。
いつものように愛犬に囲まれ
朝までひたすら寝た。
緊張が解けてモードが変わったのだろう。
どちらも私なんだと思いました。
子どもたちの母
孫たちの祖母
主人の妻
愛犬たちのママ
どれも私なんだと感じました。
家族の中で私らしく
今まで通り生きていくんだと
日頃と違う孫との日々を過ごし
改めて感じる事が出来ました。
そして子育てって体力気力がないと
ついていけないんだと実感。
一緒に遊んでその間に家事をこなすのが
毎日なんだから
私、良くやってきたなぁと
つくづく私を褒めてあげました。
今の私じゃ、体力がもたないですよ。
お母さんたち
毎日頑張っていますよ。
数日間とかではなく毎日なんだから
母は偉大ですね。
色々な事を考える時間でもあった
スペシャルデー。
また機会があったらぜひ
招待してもらいたいと思いました。
その日のためにも
体力維持に心がけ
本日も愛犬と主人と
お散歩を楽しみたいと思います。
孫の笑顔はまさに天使でした。
ありがとう。
ばぁばと一緒に過ごしてくれて。
あなたにとって
素敵な一日になりますように😊