夏の暑い日

 

肌が汗でしっとりする

蒸し暑くてちょっと気持ちわるい

 

でもね、

 

これって奇跡なのよ

 

当たり前だと思っていた

肌の状態

 

自然に汗が出る

しっとりしている

 

時々赤いプツプツが

出来たりするかもしれない

 

でもそんなの

なんてことない

 

肌が炎症を起こして

何度も何度もぼろぼろになると

 

肌の表面はガサガサになる

保湿クリームを塗っても伸びない

 

ちょっとした刺激で

すぐに皮膚が傷つく

 

汗がうまくかけなくて

エアコンの風が当たると

すごく寒い

 

常時長袖が必要で

外気が当たるとヒリヒリする

 

汗が出ないのが普通で

いったん汗が出ると

とめどなく噴き出すように出る

 

蒸気機関車の煙突のような

そんなイメージ

 

まだ寒い4月の夜に

汗が噴き出したときは

その蒸気で窓が曇るくらい

 

ほんとどうしようもない

 

一度噴き出すと

落ち着くまでは何も手がつかない

 

連鎖的に他の部位からも噴き出す

 

そして何とも言えない独特の

匂いのある粘度のある汗も出る

 

そういうことを経験して

あらためて

 

普段の肌の状態ってのは

ほんと奇跡なんじゃないかと思う

 

自然に汗が出る

 

外の外気にあたっても

極端に反応しない

 

そういったバリアが正常に働いているのを

当たり前のように感じるけれど

 

それは体が常に

そうなるように

調節してくれていたからなんだ