川島なお美さん 抗がん剤&放射線拒否で貫いた“全身女優魂” | ジーコのブログ

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日刊ゲンダイ 2015年9月26日


川島なお美さん

「体も私の作品」が持論だった。

 女優の川島なお美さんが24日午後7時55分、がんのため都内の病院で亡くなった。享年54。川島さんは肝内胆管がんを患い昨年1月に12時間に及ぶ手術を行った。肝内胆管がんは肝臓内にある胆管にがんができる病気で、早期発見で手術すれば助かる可能性が高いが、川島さんは5年生存率が50%であることを公表。しかし、仕事の意欲が衰えることはなく、今夏もイベント出演など仕事をこなし、この秋もミュージカルやソロライブなど予定がぎっしり。年内のスケジュールはぱんぱんだった。

 体調が急変したのは16日のことで、23日には降板したミュージカル「クリスマス・キャロル」(11~12月)の代役発表会見に「いまは早く復帰したい一心ですが、完璧に元気になって女優に復帰できるよう当面は治療に専念させていただくことになりました」というメッセージを寄せていたがかなわず。夫の鎧塚俊彦さん(49)に看取られ息を引き取った。

 1960年、名古屋市生まれ。青学大在学中にラジオの深夜番組「ミスDJリクエスト」で女子大生DJとして話題になり、「お笑いマンガ道場」(日テレ系)のアシスタントで人気が急上昇。その後、低迷期があったものの93年にヘアヌード写真集を発表して清純派を脱皮。恋多き女としても知られ、仕事ではヌードをいとわず、映画「新極道の妻たち」「鍵」「メトレス・愛人」では妖艶な濡れ場を披露。ドラマ版「失楽園」では古谷一行との濃厚なラブシーンが話題となった。

「並の女優は40代を過ぎると体のラインもたるんでくるし、張りも艶もなくなるのでヌードを嫌がりますが、川島さんは52歳の時に岩井志麻子原作の映画『チャイ・コイ』で異国タイで出会った韓国人青年と激しい恋に落ちるヒロイン役を演じきった。脱ぐ以上は体にも自信があったのでしょうが、根っからの女優魂の持ち主なのです。当時はもう鎧塚さんと結婚していましたが、仕事と家庭は別物という考えでした」(芸能リポーター)

■心酔していた占い師の存在

 そんな川島さんが夫以外で唯一、信頼していたのがある有名占い師だったという。

「川島さんは風水に凝っていて、事務所の移籍や時期までその占い師のアドバイス通りに実行していました。鎧塚さんとの結婚もそうです。新しい仕事をする時は必ずアドバイスを受けていたので、がんになった時も治療方針などを含めて相談したのは間違いないはずです」(川島さんと親しい関係者)

 実は川島さんは肝内胆管がんの手術後、抗がん剤や放射線治療は拒否。

最近は民間療法も受けていたという。

「占い師のアドバイスかどうかは不明ですが、抗がん剤には頼らずに食事療法を中心に免疫力を高めるためビタミンCの濃縮点滴を打つなどしていました。肝内胆管がんは抗がん剤が効きにくいという一面もあるそうですが、あえて拒否したのは、入院してベッドの上で生き永らえるよりも、願わくば女優として舞台の上で死にたいという気持ちが勝ったからでしょう。女優はすべてをさらけ出してナンボという考え方の持ち主だけに、痩せこけた姿をあえて公衆の面前でさらしたのも彼女なりの美学であり哲学だったはずです」(前出の関係者)

「私の血はワインでできている」と語るほど好きだったワインも最近ではグラスに注ぎ、匂いを嗅ぐだけだったという。最後まで女優であることにこだわり、貫いた人生だった。


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