「僕の人生を変えた」尾木ママが感謝する明石家さんまの一言 | ジーコのブログ

ジーコのブログ

埼玉県さいたま市にある貸衣装(着物レンタル)専門店
レンタコスチュームはぎわらのブログです。

日刊ゲンダイ 2015年8月31日 09時26分


尾木ママ

今や教育問題だけではなく、社会、政治、芸能と幅広い発言で注目を浴びている尾木ママ。もともとはお堅い教育評論家「尾木直樹」だったが、“オネエキャラ”で大ブレークするきっかけをつくってくれたのがこの人……。

 今もね、僕は信じられないんですよ。なんでこうして、毎日のようにテレビに出られているのかって。

 だって、もう68歳でしょ? 幼馴染みでサラリーマンだった人は定年退職してるし、自営業の人だって後継者に居場所を譲って、それぞれが老後を楽しんでる世代ですからね。

 今から6年前、2009年12月30日に放送された特番「さんま・福澤のホンマでっか!?ニュース」(フジテレビ系)は、僕にとって初めてのバラエティー番組出演でした。

 オファーを受けた時は福澤朗さんも司会というので、てっきり情報番組だと思ったんですね。その年をニュースで振り返り、教育評論家の立場からコメントをお願いします、というお話でしたから。

 収録はすごく楽しかったですよ。事前に家族のアドバイスで、話の割り込み方をお茶碗を鳴らして特訓しましたし、生まれが滋賀県伊吹町(現・米原市)ですから、さんまさんが話す関西弁は耳に優しいっていうか馴染みがありますからね。ついつい気を許し、家族と使ってる「そうよねえ」「違うわよ」って、オネエ言葉で相づち打ってたんです。

 改めて申しますが、僕は“オネエ”じゃありません。ただ、ウチは妻と娘2人の女系世帯ということもあり、普段の家族間の会話ではいつの間にか“オネエ”になっていたんです。そこに反応した、さんまさんが突然、「ママー」ってツッコミを入れてきましてね。途端に大爆笑。ウケちゃったんです。

 そんなことがあり、収録後、さんまさんに「また来てよ」って言われましたが、最初は冗談だとばかり思ってました。

 ところが、年が明けて「ホンマでっか!?TV」のディレクターさんから電話をいただきまして再度出演しましたら、さんまさんが「ママー」「ママー」を連発。他の出演者のテロップは白色なのに、僕だけピンク色で書体も女の子っぽくしてたんです。おまけに、ピリオド代わりにハートマーク。

 それからです。どんどんテレビ局からオファーがくるようになりまして、レギュラー番組をたくさん抱えています。

 とってもありがたいですね。講演会やイベントに登壇すれば、日本全国どこへ行ってもたくさんの方が来てくれます。九州のある小さな町に行きましたら、老いも若きも大勢の方が来られて講演会場は満員御礼。


町長さんが「ウチの町に、こんなに多くのお母さんがいたのか!」って目を丸くされたぐらいでした。

 毎日更新してるブログもアクセス数が何十倍にも伸びましたし、その内容がニュースとして取り上げられることも増えました。

 13年に制定された「いじめ防止対策推進法」は11年に起きた滋賀県大津市の中学2年生いじめ自殺事件が契機です。僕はこの事件の第三者調査委員会の委員として法案制定にあたりさまざまな提言を行い、与野党の議員さんのご協力で異例のスピードで制定に至りました。ママとしての活動や知名度によって少しはお役に立てたのではと思っています。

 そう思うと、さんまさんの一言が僕の人生を大きく変えたんです。まさに「恩人」と言えるでしょうね。


埼玉県さいたま市の貸衣装店|着物レンタルのレンタコスチュームはぎわら

2016年度人気振袖ラインナップ

卒業式・袴のミニ知識

七五三の着物選び

結婚式用留袖のレンタル