朝ドラ「まれ」の好発進を牽引 泯と裕子"W田中"の存在感 | ジーコのブログ

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日刊ゲンダイ 2015年4月3日


朝ドラ「まれ」

「あまちゃん」以来、5作連続で初回視聴率20%の大台を更新。今週(3月30日)から始まったNHK朝ドラ「まれ」は初回21.2%、2回21.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と順調な滑り出しをみせた。

 父母弟と夜逃げ同然で石川県能登地方に引っ越してきた主人公・希が、やがて世界一のパティシエを目指す成長記。1週目はチャランポランな親父(大泉洋)を家族総出で支えていく様子を描き、分かりやすさに徹している。ヒロインの少女期を演じる松本来夢(11)は、愛くるしい瞳で演技も達者。能登の面々は個性派揃いで「あまちゃん」の焼き直し感たっぷりだが、その中で際立った存在感を放つ老夫婦が一組。塩田職人を演じる田中泯(70)と田中裕子(59)である。

「舞踏家」を名乗る泯は、世界を舞台に活躍するダンサー。国や言葉の壁を越えて体ひとつで訴える表現力は映像の世界でも白羽の矢がたち、映画「たそがれ清兵衛」(02年)の出演以降、「永遠の0」(13年)や「るろうに剣心」(14年)といった大作に多数起用されている。テレビでは大河「龍馬伝」(10年)をはじめ、NHKドラマの御用達バイプレーヤー。オンエア中のソフトバンクのCMでは、堺雅人とお父さん犬以上に中華屋の親父役で存在感を発揮しているのだ。

 コラムニストの桧山珠美氏が言う。

「既存の役者にはない思想的かつ独特の雰囲気があり、たたずまいが“画”になる人。70代、80代の俳優が次々とこの世を去る中、とても貴重な存在で、セリフがなくても顔のシワ一本で見る側に訴えかけるものは凄まじい。“近寄りがたいけれど尊敬すべきおじいさん”として、『まれ』前半戦をもり立ててくれそうです」

■4日には土屋太鳳も登場

 そんな個性派の妻役は、高倉健が見初めた演技派女優だからこそ釣り合いが取れるのだろう。

「実年齢より年老いた役だろうがお構いなしで引き受ける、田中裕子の女優魂に敬服します。ダブル田中に共通するのは、地に足のついた土の匂いがすること。日本中にエイジレス風潮が蔓延する中、それとは相反し、この2人の役者は等身大の人間の魅力を見せてくれる。ヒロインの両親を演じる大泉洋と常盤貴子の浮ついた夫婦とは対照的で、昔かたぎの地道な夫婦像を描くには適任のキャスティングです」(前出の桧山氏)

 4日から登場するヒロイン・土屋太鳳(20)との絡みも注目だ。


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