日刊ゲンダイ 2015年2月5日
先日、週刊文春に掲載されたジャニーズ事務所のメリー副社長インタビューの話題が尾を引いている。
「SMAPを国民的人気アイドルに押し上げた“育ての親”のI女史はメリーさんに公然と批判されましたからね。揚げ句、SMAPは踊れない、SMAPを連れて出て行けとまで。この15年というもの、ジャニーズを支えてきたI女史ですが、潮目が変わったのかもしれません」(芸能プロ関係者)
1月26日放送の「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)の企画コーナーではこんなシーンがあった。SMAPの5人が力を合わせて奇跡を起こす「シュートチャレンジ」が放送された時のこと。バスケットボールのゴールボードを使い、1人ずつボードにボールをタップして後ろにつなげ、最後の1人がシュートを決めるというチャレンジのため、メンバーはバスケのユニホーム姿で登場した。
ところが、木村拓哉(42)だけガムをくちゃくちゃ噛みながらチャレンジに参加。すると、ネット上では「なんでガム噛んでるの?」「アスリート気取り」「いい年して何いきがってんだ」「ガムを食べながら収録。ふざけてる」などと批判が殺到したのだ。
「よくNBAの選手がガムを噛んでいるので、おそらく、キムタクはそれをマネただけだと思うが、ほかのメンバーが噛んでいなかったので悪目立ちしてしまった」(バラエティー関係者)
揚げ句の果てには「ガムタク」なるあだ名まで付けられる始末だったのである。
「『スマスマ』はメンバー5人が揃う唯一のレギュラー番組。以前ならば、キムタクの粋がったKY行動なんて当たり前すぎて話題にもなりませんでしたが、今の若い世代にはダサくて突っ込み材料になっている。こんなことが起こるのは、新規のファンも獲得できず、グループ自体が金属疲労を起こし、パワーが落ちている証拠でしょう」(芸能プロ関係者=前出)
ただでさえ、「スマスマ」は視聴率の低迷で打ち切り説も流れているSMAP。日が傾くと夜はあっという間だが――。