音楽が漫画のネタになるとは思っていなかった。映画「マエストロ!」原作者・さそうあきらに聞く | ジーコのブログ

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エキサイトレビュー 2015年1月31日


マエストロ

1月31日(土曜日)から全国ロードショーが始まる小林聖太郎監督『マエストロ!』。原作漫画『マエストロ』(双葉社)の作者である、さそうあきら氏にインタビューしました。
 前後編に分けて、お届けします。

──はじめまして。さそうあきらさんはジャングル生まれだっていう噂をきいたことがありまして。
さそう そんな(笑)、それは単なる噂ですね。
──映画評論家の町山智浩さんが早稲田大学の漫画研究会で、さそうさんの後輩で。私が初めてライターとして連載コラムを書かせていただいたのが宝島社の雑誌「宝島30」の漫画レビューだったんですが、その欄の担当者だったころの町山さんに、伺った気がします。
さそう いいかげんなことを(笑)。
──すみません、町山さんのせいではなくて、私の記憶ちがいかもしれません(笑)。
さそう 小学校のころインドに住んでた、っていうのが、そういう噂になったんだと思うんですけれど。
──初期長編の『愛がいそがしい』(小学館)が大好きなんですが、『マエストロ』にも父と子の確執が描かれているし、お父様との関係が特殊だったのかな、とか想像してました。
さそう 僕自身の親子関係っていうのはまあ、いたって普通だと思いますね。父親もまじめな会社員でした。『愛がいそがしい』のような父親ではなかったので。むしろ、あこがれを描いたのかもしれませんね。
──なるほど。うちもまじめな父親だったので、そのあこがれにシンクロしたのかもしれません。初期の短編集『お気に召すまま』(講談社)や『トゥルー・カラーズ』(イースト・プレス)も、短いページ数の中で人間の本質が的確に切り取られていて、淡いオールカラーもきれいで魅力的でした。短編と長編はどちらが得意とか、ありますか。
さそう 僕は、この世界でデビューしてから、ずっと短編を描いてきたって思ってるんですよね。長編、なかなか難しくて。長いものは、短いものの積み重ねという感じで描いてるんです。少年漫画のように、キャラクターが自分で歩き出してどっかいってしまう、っていうような作品を描くのは難しいですね。
──『愛がいそがしい』は長編ですよね?
さそう あ、そうですね。
──主人公は寝ぐせ頭のぼんやりした男子高校生で、性的に奔放な父親に育てられたという設定でした。その父親の若い恋人が、耳のいい調律師という設定でしたよね。あの当時から音楽が一貫したテーマだった印象です。
さそう いや、音楽はずっと、漫画のネタになるとは思っていなかったんです。


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