サッカーキング 2014年10月2日
ドイツ誌『スポーツビルト』は9月30日、マインツに所属する日本代表FW岡崎慎司のインタビューを掲載した。
今シーズン、ここまで5試合に出場し5ゴールを決めて、現時点でブンデスリーガの得点ランキングトップの好調ぶりを見せる岡崎。この活躍を受けて、現地メディアがインタビューを行っている。
――あなたは典型的な日本人で、非常に控えめです。しかしゴールを決め、相手に痛みを与えていますが?
「(笑) グラウンドの上ではいつも礼儀正しくいるように心掛けています。もしファウルを犯しても、すぐに相手に謝るようにしています。ただゴールだけは違いますね。相手のことは考慮しません。自分のチームを助けるために、そこだけは例外的に、相手にとって無礼な存在にならなければなりません」
――シーズン5ゴールを決め、現在得点ランキングのトップです。成功の秘訣はなんでしょうか?
「子供の頃から僕はFWでした。セカンドボールに反応できるように、そしてゴールにボールを蹴り込めるように、いつも正しいポジションを取れるようトライしています」
――まるであなたはゲルト・ミュラーのようです。彼のことを知っていますか?
「ゲルト・ミュラーと比べてもらえるのは本当に大きな栄誉です。もちろん彼については『偉大なストライカー』としてその名を聞いています。『岡崎=日本のゲルト・ミュラー』というのは悪い響きではないですね(笑)でもこの比較が正しいものかは分かりません。彼は僕よりも数段上にいる存在だと思います」
――あなたは奥寺康彦氏の記録を抜き、30得点でブンデスリーガ日本人最多得点記録保持者になりました。
「僕はこれまで奥寺さんの記録を考えたことは一度もありませんでした。僕はチームを助けるためにゴールを決めるだけです。FWとしてゴールを決めることは僕の義務ですから」
――ではこの記録はあまり嬉しくないんですか?
「もちろん嬉しいですよ!今後も多くのゴールを奪っていきたいです。でもいつかは僕の記録も破れられるものだと思っています」
岡崎は9月26日に行われた前節のホッフェンハイム戦をけがの影響で欠場。マインツは次節、5日にボルシアMGとのアウェイゲームに臨む。
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