BILSTEIN B8ショックとH&Rのスプリングの発注を掛けてもらい、手元に来たのがその約1ヶ月後のことでした。

残念なことに、BILSTEINのフロント1本(確か左側)、、、やり取り上でのミスで「欠品」が発覚。

早急に手配してもらい、ゆっくりドイツ本国から船便で来日しました。

 

 

                    ↑1本だけ微妙に汚いでしょ?これが最後に到着したショック。

 

品質上は何も問題はないし、組む時はちゃんと綺麗にしました。でもすぐ汚れます。

 

さて、肝心の作業に移りますが、先ずは簡単なリアの方から始めました。

ついでに、リアのスプリングを上下で固定しているゴムとアッパーマウントなど、リフレッシュできる純正部品はすべて交換します。

 

↑写真に写っているものすべて

↑このスプリングの上下で支えているゴム製品

  

注意しないといけないのは

・アッパーマウントの一番上に来る、シャフトのようなものが刺さってるゴムは、しっかりグリスを塗っておかないと、ゴムが擦れ「キュッキュッ」って煩くなるらしいです。

・赤いシートは、新品時はキレイにピンとなっているので、慎重にセンターだけキチンと合わせれば問題はなく、神経質にまでならなくてもしっかり馴染みます。

 

作業の順序は簡単に書きますと、始めにスプリングを外し、次にショックを外す。

スプリングを外す際は、慎重に、ジャッキなどで受け皿を支えた状態でスタビリンクのボルトを外し、受け皿のボルトを外し、後はゆっくりジャッキを下げていく。

スプリングの作業は少し気を使います。

 

~Zのリアショックを外す際、ボディとアッパーマウントを連結するボルトが下側、つまり、内装を剥がさなくても、タイヤハウス側にあるので、付け替え作業はかなり楽です。

不幸なことに、他のZオーナーさんの中には、気付かずに内装を剥がして探した方もいるそうです。「やるね~日産」

車種によっては、この内装剥がしで1時間は簡単にロスする場合があります。

逆に言うと、「Z」は内装を剥がしても意味がないこの構造のせいで車高調が組めません。~

 

さて、左右とも外し終わったら、既に下準備をしておいた、必要な新しい純正部品が組まれているショックとスプリング、ごっそり逆の順序で(仮)組み付け

最後に各ボルトを1G状態にして指定トルクで締めますので、この時は軽く締めるだけです。

 

(指定トルクはネットで分解図を引っ張ってきてたので、問題はなし、、、後々聞いたら、ディーラーで教えてくれたりしました。感謝しています。)

 

以上、リアの足交換で掛かった時間は約30分

リフトを使っているので、事前準備さえキチンとできていれば、案外簡単そうでしょ?

 

 

続きます。