あのワクチン、大阪から動き出す? | 活字と馬の日々の個人ニュース

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阪大、ワクチン開発着手=新型ウイルス
大阪大は(3月)18日、新型コロナウイルス感染症のワクチンや

検査技術の開発に着手したと発表した.......... ≪続きを読む≫

水曜夕方4時10分の時事電。大阪大学が、COVID19こと新型コロナウイルス感染症に対応するワクチンと検査技術の開発に着手したことを発表したんだよね。

 

 

まず検査技術は、遺伝子操作技術で新型ウイルスの遺伝子情報を解明し、感染初期か回復期かなどを評価出来る形の検査法を開発し、それと同時にワクチンの開発も進めると言うことなんだけど、患者さんの体内で出来るウイルスへの抗体を血液から分離して効果の高いものを作ると言うことなんだよね。

OIPH・大阪健康安全基盤研究所と言う地方独立行政法人からサンプルをもらってこれらをこしらえると言うことなんだけど、OIPHは元々大阪府立公衆衛生研究所と大阪市立環境科学研究所が府市統合で合併して生まれた機関なんだよね。

 

大阪大学はワクチンの早期実用化に向けた臨床試験を始めたがってるけど、国内でさらなる開発競争が起きるかもしれない。なにも大阪大学だけがCOVID19のワクチンを作りたがってるわけじゃないだろうし、大阪大学には「微研(びけん)」とも言われる、付属の微生物病研究所もあるからね。

 

そんなワクチンについて気になるネタがある。ニュースポストセブンが日曜(3月15日)朝7時に配信したネタで、医師の久住英二氏が、「日本にはワクチンを製造するための財団法人があり、そこに国が予算を付ける。その財団法人は厚労省の天下り先であり、ワクチン製造を独占的に引き受けている。利権構造があるため、海外のワクチンは国内で無視される」とコメントしてるけど、その財団法人こそ、熊本の化血研こと科学及び血清療法研究所、なんだけど、実は化血研のワクチン事業は2018年以降、明治の系列のKMバイオロジクスと言う製薬会社になっていて、民営化されてるんだよね。久住氏はワクチンに利権が絡んでいると訴えたいんだろうけど、事実誤認がある。

KMバイオロジクスをはじめ、先ほどの微研、北里研究所、デンカ生研(今年・2020年4月からはデンカのワクチン・診断薬事業本部)、武田薬品、第一三共、サノフィアベンティスと言った複数の製薬会社が、我が国でワクチン事業を手掛けている事実を知ってもらいたいんだよね。

 

COVID19はかぜウイルスの一種であるコロナウイルスが狂暴化したものであって、例え利権があってもなくても、自国民の命や健康や安全を確保する意味で、自国民向けのワクチンは自国の製薬会社が作るのが当たり前の当然じゃね?我が国ではそれが出来るんだから、大阪大学が先ほどの製薬会社各社に技術供与し、オールジャパンでもってCOVID19を含むコロナウイルス用のワクチンをなるべく早く大量生産し、早くCOVID19を収束させる必要がある。たとえ延期するにしても、我が国には東京オリンピック・パラリンピックをやると言う国際公約があるんだから。