日産スタジアムとハマスタと、暴行事件と?  | 活字と馬の日々の個人ニュース

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磐田のギレルメが暴力行為=退場処分後に-J1
 (5月)2日に行われたJ1第12節の横浜M-磐田戦(日産ス)で、

磐田のブラジル人DFギレルメ(30)が退場処分となった後、

相手選手と関係者に暴力行為を働いた..........≪続きを読む≫

水曜日の明治安田生命J1、日産スタジアムの横浜Fマリノス対磐田戦で、磐田の某選手がFマリノス関係者に対する暴行事件をやらかしたことで、36年前の横浜スタジアムを連想したんだよね。

 

 

この日、Fマリノス対磐田の後半35分(通算80分)、磐田のディフェンダー、つまり守備を務めるギレルメ・オリベイラ・サントス氏が、2度目の警告を受けたことでイエローカードが累積でレッドカードになって退場になったんだけど、その際ギレルメ氏がFマリノスの中堅・喜田拓也氏に蹴りを入れ、Fマリノスのベンチに走り、Fマリノスの某スタッフ氏に襲い掛かると言う、とんでもない重大事件をやらかしたんだよね・・・。

 

僕はその事件でもって、同じ横浜市内にある横浜スタジアムで36年前の夏に行われたプロ野球の試合で実際に起きた暴行事件を連想したんだけど、今回はいい機会だから、その中身をお教えしたいんだよね。

 

ウィキペディアには「横浜スタジアム審判集団暴行事件」と言う名前で載ってるこの事件、別名「暴虎事件」とも言われている事件なんだけど、僕は子供の頃に、地元・山口放送(KRY)ラジオが「エキサイトナイター」としてネット受けしていた「ニッポン放送ショウアップナイター」が中継していたのを薄々聞いて知ってて、後々文春文庫カラー版で市販された「プロ野球乱闘列伝」で事の次第を詳しく知ったけど、果たしてどんな事件だったんだろう?

 

これは36年前の8月31日、今の横浜DeNAが横浜大洋だった頃のお話なんだけど、ホームスタジアムであるハマスタこと横浜スタジアムに阪神を迎えて行われたその日の試合の7回の表、アウェーの阪神の攻撃。

その回の阪神の先頭打者は藤田平氏、打ち上げてサードフライ。打球が当時の大洋のサード・石橋貢氏の後ろのフェアゾーンに落ち、三本間を超えてファウルゾーンに転がったんだけど、これを見た3塁の塁審が「ファウル」と判定したんだけど、阪神の当時のコーチ・河野旭輝氏が「石橋氏のグラブに当たったんだからフェアだ」と抗議し、そこにほかのコーチやほとんどの選手がなだれ込んで塁審を囲んだかと思えば、二人のコーチがくだんの塁審だけでなく、その試合の球審にまで殴るけるの暴行を暴行を加え、球審は「暴力団のようなチームと試合できるわけねえだろうが!」と逆ギレして、プロテクターをグラウンドに叩きつけるありさま。

結果、コーチ2人が退場になった阪神は、9回に藤田氏の2ランホームランでホームの大洋を突き放し、3対1でアウェー勝ち。

その後、2人のコーチは略式起訴され、罰金刑を受けたっていう事件なんだよね。

 

この2件の事件の共通点は、もちろん選手が暴力をふるうと言う事の重大さにはあるんだけど、最近では有名アイドルバンドのベーシストが女子校生タレントに強制わいせつをやらかしてるだけに、この手の事件の影響って大きい。平成20年代後半どころか、平成が終わりかけている2010年代後半の暴行事件で、まさか1980年代、つまり昭和50年代後半の暴行事件を連想すると言うのは、実に罪作りな話なんだよね・・・。