ぜんざいを抱えたレンはなんとか長陽城にたどり着くことができた。


「ペットナースはどこだろう・・・・。」


レンがきょろきょろしながら歩いていると情報屋から灰色のコートを着た少年らしき人物とぜんざいと同じ茶色のいのししが出てきていた。


(この街であんな灰色のコートを着ているなんて珍しいな・・・)


レンはそう思いながらも急いでペットナースを探した。


情報屋から少し行ったところにペットナースはいた。
レンは急いでペットナースにお金を渡しぜんざいを見てもらった。


「傷が多いですけど、強いショックを受けて気を失ってるだけなので安心してください。」


ペットナースはそういうと治療に入った。

レンはほっと一息すると気を緩めたのだが・・・


(よかった・・・。あれれ?なんだか力が抜けてきた・・・?
目の前がぐるぐるってなってる???なんだか・・・、意識が・・飛ぶ・・よ・・・うな・・・。)


「お客様!!!」


レンはペットナースの声を最後に意識を失った。




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あとがき

ぜんざいは攻撃を受けた時のショックで気を失ってただけですー。

ボタン鍋フラグは立ちましたがこれはネタでのちにでてくるだけです。はい。

今度はレンが倒れちゃいましたね;;




「レン、危ない!!」


レンが覚悟を決めた時、目の前に茶色いものが飛び出してきた。
それはぜんざいだった。ぜんざいは、レンのために体を張って攻撃を止めたのである。


「ぜんざい!!!!」


レンはぜんざいに駆け寄った。
ぜんざいはぐったりとしたまま動かない。レンは慌てて左胸に耳を当てると、


ドクンドクンドクン・・


と、きちんと心臓の動く音が聞こえた。
レンはほっと一安心すると黒い大きな影を見た。


なんと黒い大きな影の正体は背の高い緑髪の少年だった。


「ヴヴヴ・・・」


少年はレンたちに向って威嚇している。
この少年はまさに獣そのものだった。


(やばい・・・・。でも、今は戦えるような状況じゃない。
仕方ない逃げるか・・・・。でも、逃げ切れるだろうか。いや、逃げきるんだ!)


咄嗟にやばいと判断したレンだったが、ぜんざいのために、ぜんざいを抱いたまま一目散に逃げ出した。
体の小さいレンは逃げ切れるか心配だったが、どうやらあの少年は追っては来てないらしく無事に逃げきることができた。


(とにかく、早く城についてぜんざいを治療してもらわないと!)


レンはやっと遠くに見え始めた長陽城を目指して少し足を速めて歩き出した。





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あとがき

早速、また2話アップです!

また短めだけどネ;;

この緑髪の少年の正体は近いうちにわかりますヨ!





ある晴れた日のこと。
ある道のある茶店の中に物凄い勢いで物凄い量の団子とぜんざいを食べる銀髪蒼眼の幼女と物凄く起こった茶色のイノシシがいた。


「いい加減食うのやめろ!依頼があるんだぞ!!」
「えー、だってまだ腹三分目だよー。」


(それで三分目かよっ!!)

イノシシはそう思ったがすぐに銀髪蒼眼の幼女を睨んだ。
銀髪蒼眼の幼女は負けじとイノシシを睨んだが結局、はぁと溜息を吐き


「わかったよ。行けばいいんだろ!」
「わかったならさっさと行くぞ。城の情報屋に聞く情報があるんだからな!!」


そうして幼女はおばあさんに金を払って茶店を後にした。


「万屋も楽じゃないよなー。」
「そりゃそうだろ。楽な仕事があったらみんななってるさ。」


万屋とは普通の妖魔退治をするハンターのような仕事から雨の降らない地域に雨を降らすなど、様々な仕事を受け持つ職種の一つだ。
そして銀髪蒼眼の幼女は"レン"という陰陽師で茶色のいのししは"ぜんざい"という。


「にしても、この依頼わけわかんねーな。」
「わけわかんなくても深入りしちゃいけねぇよ。ルール覚えてるだろ?」
「『どんな依頼にも深入りせずに依頼されたことだけをこなせ』。わかってるさ、でも・・・・。」


(『"柊の名をもつ鬼"を探せ』か・・・・・)


レンがぼーっとしながら歩いていると突然、草陰から黒い大きな影が飛び出してきた。

レンが避けきれない!と覚悟を決めた時、


「レン、危ない!!」




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あとがき

うん、短い。でもこんなもんだろ。

一応るーちゃんと海ちゃんの小説とリンクしてます。