こんにちは、リノベーゼです。
前回のブログで、ズボラ向きの汚れが目立たない=白いホコリと黒い髪の毛が目立たない 床材として
我が家が選んだメインの床材、LIXILの「ラシッサDフロア チェスナット」をご紹介致しました。
今回は、メイン以外の床材も公開致しましょう!
リビングを始め主な居室は、床材を統一する方がより広さを感じられるかなと思い、
上記ラシッサDで統一したのですが、水回りはフローリングだと心配ですよね。
LIXILに問い合わせたところ、多少なら大丈夫とのことだったので、キッチンもラシッサDで。
ですが、トイレと洗面所はどーしよーかなー、とまたまたネット検索の旅に出ました。
水回り床材としては、主に3種類のヤツラが生息しているようなのですが。
①セラミックタイルのフロアタイル
陶器製のタイルのこと、うん、わかります、いわゆる「タイル」ね。
②塩ビタイルのフロアタイル
タイル状製品だけど、塩化ビニール樹脂で出来ているのか・・・なるほど。
③クッションフロア
こっちは、塩化ビニールだけれどもシート状でロール巻になっている、と。
店舗用などの土足OKな物は「長尺シート」と呼ばれ、作りが異なる、うーむ・・・
何だかですね、ネット上で書いてあることって、
「フロアタイル」がいったい①と②のどちらを指すのかよくわからなかったり、
「Pタイル(プラスチックタイル)」(元は商品名)って言う名称の物もチラホラ出てくるけれど、
『塩ビタイルと同じです』と書いてある所があるかと思えば、『材料は同じだけど別物』と言う所もあり・・・??
このあたりの名称はプロでも混同されやすいようで、
実際に建築会社・リフォーム会社の見積書などに書いてあったら、
”どのメーカーのどの製品を指しているのですか?”と確認してみた方がいいです!
我が家も念のため尋ねてみたら、我が家の認識とリフォーム会社さんの認識が違っていました
・・・てなことはそれはそれとして、我が家がどう選んだかと言いますと、
まず①、高い!却下!
②もね、リノベ物件の見学で実物を見て踏み心地も試したところ、確かにカッコイイ。
けど③よりは・比較的高いし、・冬に冷たく感じる、と言うネット意見もあり、迷いどころです。
③のクッションフロアは、今まで住んできた数々の家には必ずあり、おなじみですが、
ネットの皆さんのご意見では、いかんせん、安っぽい、と言う声が多いですね・・・
でもまぁ一応ひと通り安いのから見ていきませぅ、と言うことで、各メーカーのクッションフロアカタログをネットでしげしげ
・・・そしたらですね、あったんですよ、いいのが!
東リの「CFシート-H」の「グレーマーブル #CF9447」です
抗菌・防カビ・防汚の機能もアリ。
早速、東リのショールームに行って見てみよう、と思ったのですが、問い合わせてみたところ、
広い面積に貼った実物はショールームにもまだ無い、とのことで、
じゃーサンプル見るだけなら同じことなので、家に無料お取り寄せしてみました。
結果検証を急ぎましょう。我が家のおトイレです。
↓写真の中に、トイレットペーパーの切れ端が落ちています。わかりますか?
(安心して下さい、実験用にちぎった物でございます)
またまた拡大してみませぅ。
いいでしょー?
髪の毛や白いホコリが目立たないのもラシッサDと同じくで、
実に素晴らしくズボラ向きです
踏み心地もあまりパフパフせず固めで、
見た目からしても正方形の浅い溝があるので、②のフロアタイルなんじゃね?な高級感を出してます。
パッと見、クッションフロアとは思えません
スゴイぞ、東リ!
これで、安価で見栄え良く、ズボラ向きの床材が見つかりました!
ここで少し脱線して、床材の親類?「見切り材」についてもついでに書きますと、
(「見切り材」とは、異なる建材の境目に用いるものです)
私は拘りがありまして、出来るだけシャープなイメージを大切にしたかったので、
一般的には樹脂製の物がよく使われるのですけれど、
シルバーの細い金属製のものを、と指定しました。
フローリングとクッションフロアの境目をスッキリとつないでくれております
「見切り材」は使われる面積が少ない建材ですが、トイレのスリッパを履く時など意外と目に入ります。
お任せにせず、素材を選びましょう。
最後に、玄関のタタキ(三和土)に使用した床材を紹介致します。
玄関は家の顔ですし、靴で踏むと傷みやすいので、さすがにクッションフロアではナー、と思い、②のフロアタイルを選びました。
サンゲツのフロアタイル、「サルサリマーブル #IS-911」です。
これも無料サンプルを送ってもらいました。
追記:2024 4月現在、上記型番ではなくなっているようです。
恐らく、#IS-1071だと思われます。
玄関タタキは土足で踏みますから、雨の日など黒っぽく汚れやすいので、居室の床材よりも黒めのものにしました。
実物はサンゲツのホームページ写真で見るより色が濃いです。
ちなみに、写真に写っているサンダルは、ニトリの「風で飛びにくいサンダル」です。
名称通り少し重くて風で飛びにくいのでベランダ向きですが、モノトーンの柄が上品で玄関にいいかなと購入しました。
重みがあると安定するので、宅急便等で玄関を開ける時、かえってサッとつっかけ易くていいですよ。
さて、こうしてフローリング材、クッションフロア、フロアタイル、と見てきて、もうおわかりでしょう。
ズボラ向きの床材とは、
柄が不規則なもの なのです!
この法則さえ守れば、別に上記品番の物でなくても、お好きなものを選んで頂いて、
後はサンプルを取り寄せて「実験」してみれば大丈夫!
ここでひとつ、同志の皆さまにご注意と、建材メーカーさんへの要望があります!
ネットで”これ、いいなぁ”と思って、書いてある品番で検索してみると、もう古くて廃番になったのかカタログに無い、
そう思いきや、別の品番に変わって存続している、なんてことが実によくあるのです!
どういう都合でメーカーさんがそうしているのかはわかりませんが、
ネットでエンドユーザーが検索する時代なのですから、ずっと品番不変でいてもらいたいものですよね。
皆さんも、無くなったとあきらめずに「旧」を品番の頭に付けて検索してみるなど工夫してみて下さい、生き残ってるかもです。
(上記のサンゲツ フロアタイルも「旧」を付けて検索してみたところヒットしました)
以上、我が家が選んだ優秀な床材たちでした。
次回は壁紙等について書きましょうかねー
読んで下さり、ありがとうございます!
私がリノベーションするにあたり、
購入したものをまとめたROOMを作りました。
少しずつ増やしていく予定です。
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