処分しづらい本

 

 処分しづらい……本?

 

 

ふっふっふ、

 

 

絶賛蔵書の処分中なわたしがそんな投稿ネタを目にしてしまうとは、因果なものよ。。。

 

 

たとえば、

 

 

ちょっと前のわたしからすれば下の写真の本ぜんぶが処分しづらい本でした。

 

 

けっこうな数でございます。

 

 

別のアングル。やっぱりいっぱい。

 

 

ですが、今のわたしにはこれらはなんなく手放しできる本になっているのですな。

 

 

その理由は……スピリチュアルな話になってくるんですが、ようするに、覚醒が進んだから、なのであります😇

 

 

過去の自分が愛した物たちは、過去の自分がエネルギーを与え・与えられた物でもあって、言うなれば「エネルギーの依代」です。それを手放すと、依代に充てられていたエネルギーが自分に還ってくるのですな。そうすると、自分の現実が新しく、そして豊かになり、覚醒が進むというわけです。

 

 

──などという展開を期待しつつあるなかであっても、わたしがなかなか手放せない本があります。ためらてってしまうのですね。

 

 

それは数にすると結構な量があるのですが、ここでは特に、一度はバイバイすることを決めた、にもかかわらず、手放せなかった、そんな本を紹介しようと思います。

 

 

それが、こちら。

 

 

漫画家・坂口尚さんのマンガ『あっかんベェ一休』です。

 

 

これ、めちゃめちゃおもしろいんです。

 

 

一休さんっていうと、ぽくぽくぽく、ちーん、のイメージがあります。アニメが有名ですよね。

 

 

あの一休さんなんですが、その一休さんの人生が丸っと描かれた大河ドラマ漫画なのです。

 

 

一休さんが生きた時代状況を踏まえつつ、世阿弥や観阿弥などのサイドストーリーもありながら、悟りとは何か、生きるとは何か、人間の真実とは何か……などの、高くて深い境地へと読者を連れていってくれるのです。無類の傑作!

 

 

……ですが、今回バイバイしようと思ったのです。

 

 

思ったのですが、ダメでした😅

 

 

ちょっと見てみてくださいよ、このおもしろさ。

 

image

 

仏教の道を歩んでいるにもかかわらず、お世話になったお寺の仏像を焚き木として燃やし、暖をとっている。なんちゅーことを(笑)

 

 

その理由に「私の中の仏がふるえてて……」と抜かしているのがまたサイコーです。

 

 

罰当たりな感じがしますが、この本を読んでいると一休さんが言っていること・やっていることにも納得できてしまうのがすごいところ。(とはいえ納得したとしても自分が実際に同じことをできるのかと言うと、わかりません苦笑)

 

 

とまぁ、手放しするとご利益があると信じているわたしであっても、手放せずにいる、そんな「処分しづらい本」の紹介でございました🙃

 

 

 

 

 

 

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