わたしの人生観、みたいなものとして、
 
 
自分が人生で何をするのかではなく、人生が自分に何を求めているのかに応えること
 
 
──があります。
 
 
あるいは、
 
 
人生に期待するのではなく、人生から期待されていることに注意する
 
 
──これです。
 
 
ご存知の方もいると思いますが、これは心理学者のヴィクトール・フランクルが「人生の意味の心理学」からの教えです。
 
 
わたしはこの格言を真に受けているのです。
 
 
ところで、スピリチュアルの世界では「人生は自分で創るもの」という真実があります。その場合の〈自分〉は高次元の意識存在である「ハイヤーセルフ」のこと。スピリチュアリストたちは低次元に属する自分自身がハイヤーセルフであることを思い出すことを指して「覚醒」「目覚め」と言うのだというのは、わたしいの考え。
 
 
わたしは、スピリチュアルの世界に入っていく身として、「人生はハイヤーセルフとしての自分が創っている」というヴィジョンに同意します。それに同意してるので、先に挙げたヴィクトール・フランクルの教えとの整合性を考えたりもするのです。
 
 
ようするに、
 
 
「人生に期待するのではなく、人生から期待されていることに注意する」というときの〈人生〉は、ハイヤーセルフのことなんじゃないかって思ったりしているのです。