またまた暗い話になるのだが…
武漢発祥のウィルスの影響が、ヒシヒシと近づいていることを痛感する出来事があった
当然だが私の生まれ育ったところでもある
田舎ではあるが、物価も安く海のものも山のもの
にも恵まれ、食べ物の美味しいところだと思う
隣町の苅田町は(実家は苅田町寄り)トヨタやニッサンの工場や北九州国際空港もあるので最近は新規の患者が出ていると聞いて気になってはいたのだが…
本日、母親より電話があり、その内容は
認知症が始まった父が大変ということであった
心から尊敬する父なのだが、最近は認知症の影響か一度気になるとそうしないと気が済まないようで、母は困らされている
しかも運転免許を強制的に返納させられているので、母が送迎するしかなく不満が溜まっているようだ
その父が、どうやら微熱が続いていて、背中や腰を痛がっているとのこと…
母曰く、「普通の風邪ではないか…」
というのだが、父は病院に行くと言い張るので仕方なく行橋中央病院に連れて行ったそうだ
病院で看護師さんが新型コロナによるものであることを疑い、消毒及びカーテンで仕切られた場所に誘導され問診を受けたとのこと
ここで少し不思議に思ったのだが…
看護師さんは「保健所に電話して下さい…」
それで両親は帰されたそうである
両親共に高齢でしっかり説明ができたかどうかも怪しい…しかも保健所に高齢者が電話しても検査を受けられるような説明ができるものだろうか…甚だ疑問である
病院も忙しいのだろうが、ドクターor看護師orケースワーカーの方に病状を説明してもらったほうが正確に伝わるのではないかと感じた
それにしても父が言い出すと聞かないそうなのだが、このご時世に病院に訪れること自体がリスクであると思うのだが、、、
認知症が始まった高齢者にはなかなか通じない
この武漢発祥の新型コロナウィルスに罹患すれば母は助かったとしても、父は持病も持っているしほぼ助からないような気がする…
縁起でもないことではあるが、、
これまでの感謝を伝えることも、死目にもあうこともできず、葬儀ですらできないのかもしれない(密葬するしかないと聞いた気がするので)
福岡県は緊急事態宣言
約350kmの距離がいつも非常に遠く感じる…
福岡に行って戻ってくる
感染リスクと持ち帰るリスク…
中国ウィルスがリアルに近づいていて、疫病の恐ろしさと共にどこに向けることもできない怒りというか…怨めしさを感じる